ラマダン
ラマダン=断食とイメージしてしまいますが、実際は、断食を意味する単語ではなく、 ヒジュラ暦での月の名前です。
上記の説明のように、ラマダンはヒジュラ暦9番目の月。
原義は「焼け付くような熱、暑さ(scorching heat)」というらしいです。
数ある月の中でも、聖なる月とされますが、コーランの内容が啓示され始めた月でもあります。
大学時代購入した平凡社のイスラム事典によると、ラマダン→断食は以下のように定義されています。
「イスラムのイバーダードのひとつで、五柱(六信五行)の第4にあげられる信者の義務。 ムハンマドはメディナのヒジュラの直後、ユダヤ教徒の制度にならって、アシューラーを断食の月と定めたが、バドル戦の後、 ラマダーン月を断食の月とした。イスラム教徒はこの1ヶ月間、日の出から日没まで一切の飲食を禁じられ、つばを飲み込むこと、喫煙、性交、 意図的射精も許されない。ただし、病人、身体虚弱者、妊婦、授乳中の婦人、旅人、戦場にある兵士などは除外されるが、最初の3者のほかは、 原則として後日に埋め合わせをしなければならない。・・・・・・」
(語注:
イバーダード=「崇拝」「服従」を意味するアラビア語イバーダの複数形。神への奉仕にかかわるものを指す。
アシューラー=ヒジュラ暦1月の第10日目。
バドルの戦い=ヒジュラ後、ムハンマドがメッカのクライシュ族を破った戦い。最初の本格的な戦いであり、
メディナでの政治的立場を強めることになった戦い。)
断食の意味ですが、クルアーン(コーラン)のal-Baqarat詩183の部分に、 アラビア語でいうところの「taqwa」を高める目的があると記述されているようです。「taqwa」とは"Worshiping God as if you see Him because if you don't, He sees you." ということです。
訳す自信がないので、この辺にしときます(笑)。
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