今回申請してもらったけど、対象外なので、対象になったらお知らせしますということ。
そんなのわかってるのでこんな無駄な文書を送るためにお金を使わないで欲しいというのが本音です・・・・
先日、台風が来た9月21日に第14回原子力損害賠償紛争審査会が行われ、事故後1ヶ月に自主避難した人には補償することが決定されたようですが、それ以降の人たちへの補償はされない方向になりそうな雲行きのようです。
1ヶ月後に避難した人たちに関しては、事故の進展や線量が定かでなかった中で、事故の
恐怖から逃れるための避難であり、審議会でも合理性は認められるというのが大
勢でした。距離、あるいは距離を加味した行政区域により範囲を定め、費用につ
いては全額補償される方向です。
それ以降に避難した人たち、つまり、一定程度時間が経って、各地の線量、汚染状況が
明らかになる中で、高い線量から逃れるために避難した場合で、これについては、
線量により範囲を定めての補償が問題になるとされています。時期については、
政府が20ミリシーベルトという線量を基準に計画的避難区域を定めた4月22
日以降というのは候補にあがっています。当日出席した2人の原子力ムラ出身の委員が反発
し、政府が避難基準として20ミリシーベルトと定め、そこを避難区域として定
めたわけで、その外側については、避難しなくても安全上問題がないのだから、
補償の必要はないと主張した模様です。
まあ自主避難の補償はなくてもいいですが、福島県に未だ滞在している子供たちに、全く健康上の被害はないのかという点に関しては、賛同出来る人は少ないのではないでしょうか。
事実、我が家も佐渡に避難してきて2ヶ月、数日前、娘の尿検査をしたところ、まだセシウムが検出されました。
通常、大人の場合、セシウムの生体半減期は70日といわれていて、子供はその1/10とも言われているので、この状態でセシウムが出ているということは・・・・食べ物でしょうかね。
我が家は佐渡市のご好意でとあるところの宅配を利用しています。
東北産などはほとんど出てきていませんが、若干ソーセージなど、山形飼育のものがあったりしますがそれを食べたりしたことは事実ですが、いったい何が問題なのか。魚なのかもしれません。日本のほとんどの食材が汚染されているのではないだろうか、なんて不安もあります。
いずれにせよ、今回の事故で海も汚染されてしまいましたから、元は天災が原因とはいえ、東電が犯した罪は本当に大きすぎます。
そして彼らが必死に守ろうとしているのは、子供たちの未来より、大切なものなのでしょうか。