佐渡移住推進課日記

総合生協 佐渡 主催 プランターで八幡芋を育てよう! に行ってきました

狭い日本ですが、その土地でしかとれない伝統野菜というものがあるのは、本当に繊細な日本の文化を見事に表しているなぁと、つくづく感動します。

さて、ここ佐渡でも、300年もの昔から、大切に育て続けられているものがあります。

それが八幡芋。

何のきっかけだったかすっかり忘れてしまいましたが、あるとき、八幡芋(里芋の一種)というものが有ることを知り、「畑で育ててみたいなぁ」なんて思っていましたが、ホームセンターではさっぱり苗や種芋を見かけません。

なんでだろう~と思って1年。

先日、クルコのちらしに、「プランターで八幡芋を育てよう」というものが入っていて、説明文を読むと、とっても貴重なもので、種芋などは市場に出回っていない様子。

その貴重なものを今回、分けてくださり、おまけに育て方講座もしてくださるそうで。。。

申し込み期日はまだ先ですが、絶対行きたいので、その場で電話しました。

すると・・・
応募がたくさんだったら抽選になります!」という元気の良い担当者の声。

ええ~~~、こんなに力んで電話したのに、抽選・・・

外れたらバカみたいじゃないか・・・(´・ω・`)ガッカリ

とほほ・・・

かなり悲しい気持ちになりましたが、開催日前の配達に1通の封筒が入ってました。

開いてみると・・・

おお!よかった!参加できるようです。

今回苗提供と栽培方法をご教授くださったのはフレッシュグリーンズクラブの方。

昔から、「この八幡芋はたやすな」と言われて育てていらっしゃるようです。

八幡とつくので、佐渡の八幡で取れるからと思われがちですが、芋の種類の一種なんだそうで、ネットで検索すると山梨だったかのほうでも栽培されているようですね。

粘りがあるので、昔は糊の代わりにもしていたようです。

今回はプランター栽培の方法について教えていただきました。

①水はけを良くするために一番下に発泡スチロールを2cm角?ぐらいに切ったものを敷きます。

②その上に腐葉土、次に野菜栽培用の土と腐葉土を3:1(?だったかな)、その上に肥料と土を混ぜたものをかぶせる・・・

曖昧な記憶・・・

水は絶やしちゃいけないけどあげすぎもダメということで、3日に1回ぐらい下から水がしたたるぐらいにあげる。
水をあげる時間も日がのぼる前とか日が落ちてから。

あとは半日だけ日が当たる場所に置くというのが最重要項目のようで・・・

なのでカンカン照りの畑じゃダメなんですか?と恐る恐る聞いてみたら、「畑あるの?」とびっくりされた。

畑でもいいけど水はきちんとあげるように!とのこと。あとは、風を嫌うので、プランターの周囲に支柱を立て、風よけの不織布をまきます。

私はかえってから、日が落ちた7時頃、畑に植えました。

こんな感じ。葉っぱは普通の里芋と同じ感じ。

かなり粗いですが(汗)、こんな感じで不織布で風よけを作ります。

畑で育てれば背丈ぐらいになるというので楽しみというか、そうなるといいな・・・

ちなみに今回ご指導くださった方は1ヶ月後ぐらいに栽培状況を参加者のおうちまでいって確認して下るそうです(希望状況に応じて)。

作物を子供のように愛している状況がひしひしと伝わってきて、大変勉強になりました。

肥料についても窒素とリン酸とカリ?だったかが、6-1-5で配合されている肥料がオススメということでしたが、ネットで探せばすぐにあるだろうと思って詳しくメモりませんでした。

短い時間でしたが、やはり農業は奥が深いなとしみじみした講座でした。

走り書きのような感じですみません・・・

皆さんも八幡芋の種芋や苗が奇跡的にゲットできたら、プランター栽培もできますのでぜひ、挑戦してみてください!

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