佐渡移住推進課日記

若い芽のサマーコンサート

下水道フェアのその足で、アミューズメント佐渡で子供のピアノの先生のコンサートがあるというので急いで向かいました。

先生は事前に招待状のようなもの?をくれたらしいのですが、娘がなくしてしまったようで。。
メールで開始時間をきくはめに・・・

前回は練習室だったのに、今回は小ホールか、すごいなと思ったら、若い芽のサマーコンサートということで佐藤ピアノ教室主催のようでした。
しっかりしたプログラムの曲目を見ると、大学生の名前がほとんど。

ずいぶんしっかりした演奏が聞けるのね。と思ってまたよく見てみると、現役の音楽団員のバイオリニストとチェリストの名前が。。。

おーー無料なのにここまでの出演者ってすごくね?

と思って2曲めの幻想即興曲を聞いていると・・・

ちびっ子がもうあきて、あちこち歩きまわっている!

やばい!

ってことで仕方なく演奏中でしたが抱えて出てきました。。。

1時間ぐらいたったのか、みんなが出てくるので終わったか?と思ったら休憩でした。

1時間ほどで終わると思ってたので、ちょっとびっくりでしたが、後半だんなに交代してもらって演奏を楽しみました。

印象に残ったのが、うちの息子と娘が習っているピアノの先生の言葉。

大学生のとき先輩がひいていた曲で、純粋に音楽と向き合っていた気持ちを思い出しながら演奏します。と挨拶されたのですが、その言葉がすごく心に響きました。

私も何かに純粋に向き合って行きたいなと思わされました。

でその後、登場したゲストのバイオリニストさんの言葉もまた心に響きました。
※すみません、プログラムが今見当たらなくてお名前かけませんが。。。

※大体のニュアンスなので正確な文言ではありません。ご了承ください。
「(主宰の)佐藤先生はこういう音楽体験など積極的にされていて、僕も5年ぶりに出させてもらいましたが、私の知ってる中ではこういうことをやってるところはほとんどない。先生のそういう姿勢をとても尊敬します」

地位などにこだわらず、こうして尊敬の念を表現されてとても素晴らしい方だと思いました。

で、その後、「(出演している)皆さん、大人になってからわかると思うんですが、50倍ぐらいスゴイことしてますんで!」と出演者の皆さんをも称える言葉をかけられてました。

うちの息子はオンラインで知人にバイオリンを習ってるのですが、家では全く練習しません。

でもこういう手が届くけど、著名楽団で活躍している人に何か声をかけてもらったら変わるんじゃないかと。

私「終わったらあの人に、上達のコツとか練習についてとか聞いてみたら?」
息子「無理無理無理!はずかしい!しかも忙しいから、途中でかえって佐渡汽船に乗りますってアナウンスあったから!」

・・・・・そんなアナウンスするわけねーべ!
多分、お忙しい中、ゲストとして参加うんぬんのアナウンスを自分勝手に変換して拡大解釈したんだろ・・・
妄想が激しいから、お前。

で、演奏が全部終わって、その人に話を聞きたいのかどうか息子に再度確認すると、聞きたいけど恥ずかしいということなので仕方なく私もついて行きました。

会場を見渡すと皆さん片付けしてます。
左手奥でチェロの人が観客の人と話してる!

じゃあ行けそうだなーー

と思ったら後ろで片付けされてました。

思いきってこう質問しました。

「うちの息子もバイオリン習ってるんですけど、家で全然練習しないんです。1日どのぐらい練習してるのか聞きたいっていうので」というとしばらく考えた後、「30分」と答えてくれました。

こちらの質問を勘違いされた形になりましたが、結果的には息子にはこの答えが良かったようです。

で、ひいてみる?ってご自分のバイオリンを差し出してひかせてくれました。

100年前のバイオリンだそうです。

最初キーキーなってましたが弓の角度をかえてもらってそこそこの音が出てました。

ほんとによいお人柄の方でした。

家にかえって早速すぐ30分練習!といってやらせました。
次の日も30分。
やればやっただけそこそこの上達があります。
これをきっかけにして自分で頑張ってもらいたいものですが。。。

バイオリンの方は新潟市、チェロの方は三条市在住。でも何箇所かコラボがあって、合わせも大変だったろうにと思います。
演奏してくださったみなさま、ありがとうございました。

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