佐渡移住推進課日記

赤泊町並み巡り

ちょっとさかのぼって3月22日、赤泊でガイド研修会がありました。

赤泊の方には本当に申し訳ありませんが、赤泊って地味で何もないイメージでした。

が、行ってびっくり!

金山銀山のお膝元、相川なんかよりも実は栄えてたんじゃね?っていうぐらいの印象を受けました。

さてさて、まず佐和田の行政センターに集合してバスで赤泊まで。

真野公園のところを抜け、梨の木地蔵の前の道路を通って・・・後で赤泊の方にも聞きましたが、迷わず小佐渡越えできるのはやはりこの道なんだそうです。。。途中、田中角栄氏の碑があります。

赤泊の赤泊郷土資料館。ちょっと切れてますが赤泊全体を見れる地図がたってます。

資料館を背に左へ行くと赤泊の町並み。
旧岩間医院。大正時代風の建物。

屋根の下の部分の放射線状の組木?は技術的に非常に難しいそうです。

内面

障子の組み木などもおしゃれです。

裏の井戸などがある部分。

五人問屋の一つ淡路屋さん。
入ると昔ながらの土で作った三和土があります。下に何か配管を通すのに壊してしまおうかという話もあったようなのですがそれをせずに残しておいてくれてよかったとガイドの皆さんは口々におっしゃってました。

これは2階の掘りごたつの出っ張り。

淡路屋さんの向かいにある呉服屋さんの隣の通路。昔はここがずっと港まで続いていたとか。

道路の脇に湧き水があります。さすが海辺だけあって水位が高い。木の蓋を上げるとすぐに水が汲める高さです。

神明社。天照大神が祀られていて、お伊勢さんの御札をここでまとめてもらってきて配布していたそうです。

奥に水色の洋館風の建物。手前に飾り文字で「森川」。

赤泊の各所には火事などに備えて蔵に品物を入れているお店が見られます。

旧田辺邸。北海道江差の商家に奉公し、ニシン漁への投資などで巨額の富を築いた田辺九郎平氏。帰郷後、地元赤泊の発展のために尽力したそうです。望楼がありなんでもエレベーターで登れるそうな。船が出発するまでの間、みんなでここに集まって宴会を楽しんだのではということです。
所有者はここには住んでおらず、来年退職されるのでなんとかここを中も見れるように交渉してるんだとか。

入り口の屋根の部分。アーチ型になっており、こだわりがみられます。

前には牛などつなげておける輪が幾つかついています。

どこだったかメモが見当たらなくなったのですがどこかの家の裏にある蔵。

立派です。

西方寺。こちらに移住した漁師さんが信心のために相川からお寺も移したそうです。赤泊では相川から来たと記録が残っているのですが、相川のほうは廃寺の処理になっているんだとか。

最後は山の上にある城の山公園。

5階建てだったかで結構上は眺めいいですが疲れます・・・。

赤泊は民話を元に銅像を作って町の中にも展示してあるんだとか。

カメラのバッテリーがなくなってしまって写真が少ないのですがまた次回行った時にもう一度撮影しようと思います。

また説明もメモがどっか行ってしまったりして情報が足りませんが、ぜひ赤泊のふれあいガイドさんに案内してもらって赤泊の魅力に触れてみてください!

あと資料館の中には屋台も展示してあり、すごく立派なのでこれまたびっくりします。
毎年4月18日が決まってお祭りです。

大阪のあの有名な岸和田だんじりよろしく、狭い道路を大きな屋台が回るので、ひさしをとったりして大変みたいです・・・

今年は土曜日なのででかけやすいのでは?
我が家も頑張って行ってこようと思います!

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