5月にいった新潟大学の演習林で見た花をまとめていこうと思ってます。
概要記事:https://www.e-jaban.com/sado/2015/05/16/post-3833/
コウライテンナンショウ
サトイモ科 テンナンショウ属
先生の話だと、オスとメスがあって、オス(雄株)は下に穴があるので入り込んだ虫も逃げられるのですがメス(雌株)は行き止まりで入った虫は出てこれないとか・・・
(以下は先生の言葉ではなく資料を幾つかみた私の推測です)
理由はオスは昆虫に花粉を運んでもらわないといけないので、花粉を付けた昆虫が花粉を確実に付けられるように一旦入ったら上へは戻れないようになっており、狭く長い道を通らせ一番下から出て行くように構造的になっている。
メスは受粉したいのでオス同様に上へ戻れないようにしつつなおかつ、下からも出れないように閉じ込めてしまう。
どこの世界でも女性はおそろしや~ですなw
見た目も結構不気味ですが生態もかなり怖い。
野草とかにはまったく興味がなかったのですが、学者さんに説明してもらい、地球の生態系が濃縮されたその1本の個別の面白い生態を知ってから、非常に植物も面白いなと思いました。
花が綺麗だねーーというレベルの鑑賞能力の方は、ぜひ佐渡ステーションにいらっしゃって、阿部先生に演習林を案内してもらうといいですよ!世界が広がります!
http://www.agr.niigata-u.ac.jp/fc/sado_html/kyoudouriyou.html