バングラデシュの建築現場 基礎知識
公開日:
:
最終更新日:2014/11/02
その他
日本でも工事現場の仕事は3Kに含まれるが、バングラデシュもしかりである。
世界最貧国のひとつと長らく言われながらも、ダッカでは毎日、どこかしらで新しいマンションが建築されている。
そしてできたマンションは瞬く間に売れて、空室はひとつもない。
そうした不動産ビジネスを支えているのが作業員たちであるが、彼らは工事の間、その工事現場で寝泊まりすることがほとんどだ。
彼らに取材したことはないので、彼らの生活がどのようなものであるかは不明であるが、工事現場からは朝晩関係なく工事の物音がするため、近隣の住民は夜も朝も不快感の中で寝ることも少なくない。
工事に携わっている彼らと言えば、そこで炊飯し、洗濯物が工事中の現場に干されている。
寝る場所さえあれば、生活できるなんて、なんて素晴らしい国民なんだ!とカルチャーショックを受けたこともある。
まあそれだけ生活の質が低いのだと言ってしまえばおしまいなのだが。
今回紹介した工事現場は、かなり質の高いもののように思える。
普通は、柱などを支える支え棒は竹が使われ、まるでおままごとのようである。
関連記事
-
3人のナショナルリーダーのお墓
Teen(Tin) Netar Mazar, Dhaka ダッカ大学構内、ベンガルアカデミーの
-
モンスールアリ講堂 シラジゴンジ
Monsur Ali Auditorium, Sirajganj Monsur A
-
民俗博物館 チッタゴン
Ethnological Museum, Chittagong
-
バングラデシュ中国友好会館会議場入り口部分
Interior, BCFCC, Dhaka
-
公共発展事業専門技術者事務所 ナラヤンゴンジ
PWD Executive Engineer's Office, Narayanganj
-
ガジプールの戦没者記念塔
Monument to the unknown martyrs, Shafipur Acade
-
レストハウス ディナスプール
Rest house at Ram Sagar, Dinajpur 別荘って感じなんでしょうか
-
サイクロンシェルター コックス・バザール
Cyclone Shelter at Chokoria, Cox's Bazar
- PREV
- 8月6日 工事202日目
- NEXT