世界でもありえないことの一つに死体の写真が堂々と報道される、ということがあるのではないか。
もちろん、死体を毛布などでくるんで運んでいる様子などは、日本のニュースでもあったりするが、バングラデシュでは、顔もばっちり、血もだらっって感じのすごい死体写真が、新聞でもTVでも、頻繁に公開されている。
いまだに慣れない。でも、現地の人は、殺人事件や死傷事件が起こると、死体が映るのが当然というイメージがあるらしく、バングラデシュ人と結婚されたある日本人女性が、先日、バングラデシュのお母様を日本によんで数日間生活したところ、何か事件があるたびに、「死体はどこ?」とTV画面を食い入るように見ていたという証言があり、お国柄だなと、納得してしまった。