佐渡移住推進課日記

県外避難者の甲状腺検査日程について

福島県が実施中の一八歳未満の全県民甲状腺検査の八月の二次検査で甲状腺がんが発見されたなどというニュースがあったので、避難している身とはいえ、4月の終わりから3ヶ月間、福島にいたので、心配ではある。

参考ニュース
「核戦争防止国際医師会議」が勧告書を提出――子どもや女性は福島から避難を

普通は因果関係など調査するのに時間がかかるはずなのに、原発作業者やこれらのがん患者の方に関しては、瞬時に「原発とは無関係」と宣言してしまうところ、本当に無責任というかなんというか・・・という気持ちになる。

ところで、この甲状腺の検査であるが、基本異常なしで片付けられてしまうので、そういう息がかかってないところで検査したいと思い、ちょっと前に、佐渡の内科や小児科に受診のついでに、あるいは電話などして聞いてみた。

すると、子供の甲状腺検査はできない。佐渡総合病院に聞いてくれという返事。

とりあえず何も症状がないのに検査だと費用がかかるだろうし、検査内容もバイアスが掛かりそうな感じがしたので、「疲れやすいところがあるような気がする。福島から来たので、心配でもあるので、甲状腺エコーなどの検査をしたい」というと、先生次第なので、とりあえず受診してくださいとのこと。

あの病院は11時までしか受付してなくて、しかも激混み。子供を連れて行くと保育園は休まないといけないので、どうしたものかと考えていたら、昨日、娘は熱を出し、息子は実は2週間前から喉が痛くて食べ物が飲み込みにくいということだったので、あさイチで病院に連れて行った。

8時10分前に受付を済ませると、呼ばれたのは3番目ぐらい。

ラッキー

いつも1時間以上は軽く待つのに・・・

問診票に甲状腺エコー検査希望の旨を書いておくと、先生は「これは勝手にやれないんですよ。福島県にデータをあげなきゃいけないので。大事なことですし、検査しっぱなしもできない。何かあればフォローしたり必要なので、福島県からの指示にしたがってやるしかない。何か書類は来てませんか?」ということで、帰ってチェックしてみます。ということでその件に関しては、引っ込んだ。

翌日、福島市の放射線健康管理室に電話してみると、甲状腺検査は福島県の管轄なのだそうだ。

担当の電話番号をいただき、電話してみると、県外に避難している方々の県外での検査は平成25年4月以降に計画されているが、場所や期間などはまだ未定なのだそうです。
大熊町など警戒区域の市町村は県外避難者でも現在、県外で検査が可能だといってました。

しかも23年10月に産まれたうちの三男は、今回の検査対象ではなく26年以降の本格検査のときに対象になるそうで。

まあ仕方ないけど、検査だけでも早くしてくれればいいのにね。

福島市内の在住者は福島県内で8月に検査が行われており、郡山は25年1-3月に予定があるそうで、いずれにしてもその通知と一緒に送られてくる検査への承諾書に記入して提出が必要なようです。

うちにも多分来ていると思いますが、ないと困るので、もう一度送っていただくようにお願いしました。

あまり詳細や理論建ててきっちり記載できませんでしたが、県外避難者で甲状腺検査について気になる方の参考になればと思います。

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