佐渡移住推進課日記

除夜の鐘つき@大桂寺

福島市エリアは把握しておりませんが、飯野町では大久保の大桂寺で除夜の鐘がつくことができます。

本堂前には焚き火がたかれ、甘酒(アルコールがないもの)やこんにゃくおでん(普通の味と辛いものがある)が無料で提供されています。

主人が仕事の関係で日本の文化の映像を集めているので、今回も主人と息子を連れて行きました。

私は最初、鐘をつくつもりはなかったのですが、息子がなかなか鐘つきに行ったきり降りてこないので、待っている間に、ふと「昨年、いまいちだった自分の殻をうちやぶり、今年は何か残せる1年にしたい」という思いが湧いて、十数年ぶりに鐘をつこうと思い立ちました。

息子は、108回の数えなどを手伝ったりしていたようです。

 

下の画像の赤いフードのトレーナーで並んでいるのが実は私です・・・。

たたくなら力いっぱい!

ということで思い切りたたきましたが、周辺にいる方にはご迷惑をおかけしたようです。

この場を借りてお詫び申し上げます・・・・

たたく前、世話人の方が「何か願い事を思い描いてからたたいたほうがいい」とおっしゃり、心の中では「流れ星じゃあるまいし。。。」と思ったりもしましたが、抽象的に心にある思いをもってたたきました。

たたき終わったら、その方が「息子さんは貧乏人がいなくなりますようにってすごいこといってたよ!」と・・・。

なんだか自分のことだけを考えていた自分にはっとさせられ、やっぱり自分はまだまだだなと・・・爆

そういえば、出かける前にパキスタンのマララさんの事をTVでやっていて、タリバンは怖いですか?という質問に対して「怖くない、タリバンができることは人を殺すことだけ」という趣旨の回答をしたと紹介されていました。

未成年の彼女が、タリバンは怖くないと言い切ったのは、本当にすごいことです。

私は決してそんなことは言えません。

我が息子のいうように貧困と、こうした争いがなくなれば、確かに世界は平和に近づくなぁと考えさせられた大晦日の鐘つきでした。

 

 

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