鬼太鼓は、簡単にいうと、佐渡の厄祓いの行事で、田植え前に行い、五穀豊穣を祈願する意味もあるようです。
佐渡では100以上の地域でそれぞれ違った鬼太鼓が伝承されているようですが、昨日12日は私の住む金井地区のお祭りでした。
以下の写真は、熊野神社の鬼太鼓競演の写真です。
鬼太鼓は、基本、各家々を回ります。
それは厄祓いの為。
いつもは、祭りの数日前から太鼓の音が聞こえるのですが、今年はそれがなく、その代わりに祭り当日、6時ぐらいから太鼓が近くで聞こえていました。
そしていつもは20時過ぎにうちの前に来るんですが、今年は22時ごろでした・・・
FBのタイムラインの情報によると、地区によっては、打ち出しは26時半だとかいう情報も・・・
お疲れ様です・・・
鬼太鼓が来たら、ご祝儀を渡さないといけない、と知ったのは、2012年の春の時。
でも標準はいくらなのか、ご祝儀袋に入れればいいのか、など近所の人に確認しようと思いつつ、しないまま2年が過ぎ。。。
今年も聞かずにお祭りを迎えてしまいました。。。。
来年こそは!!!
そんでもって、佐渡の子どもたちは、鬼太鼓が大好きです。
びっくりしたのは、
1–吉井の保育園に末っ子を預けていたときに、いわゆる大きめのブロックで鬼太鼓の櫓を作って、真似をしている子どもたちがいた事。
こんな普通のブロックで、ですよ??
中身はやわらかいウレタンが入っています軽くてかわいいクッション積木クッション積木セット(1… |
2–新穂のお祭りに行った時に、子どもたちが最前列で、食い入るように鬼太鼓を見ていたこと。
東京の子どもたちじゃありえないんじゃないかと。こういう伝統芸能って子供あんますきじゃないよね・・
3–うちの末っ子も、普通は「アンマン!」といって、アンパンマンのビデオをせがむのに、昨日主人が鬼太鼓にビデオを撮ってきたので、編集するのに開いて閉じたら「シェダダダ!」って言って、鬼太鼓のビデオを見せろとせがんだこと。
いやーー鬼太鼓すごいです。
熊野神社の鬼太鼓競演後も主人の撮ってきた写真を見ると、鬼の人といろんな人が記念撮影してたりとか、知ってる人が舞ってるというのもあるかもですが、地元のヒーロー的な存在なんでしょうね。
佐渡に来て3年目でまだまだその辺のメンタルなところがネイティブ化されてないですが、今年はそういう佐渡の心みたいなところも体感していけたらいいかなと思っています。