昨日、ジオパーク講座で偏光顕微鏡を作成しました。
一体どんなことに使うのか、というと石の観察で使います。
例えば。。
縞模様の石。
一見見た目は同じでも、砂などが積もってできる場合と、放散虫という虫の化石が集まってできている場合とあります。
それを肉眼で見わけるのはさすがに専門家でも難しいので、岩片を薄く0.03ミリに削って光を通すまでにして顕微鏡で観察します。
今回はそのための顕微鏡を作りました。
材料はこんな感じ。
フィルムケースと塩ビ管とルーペ。
400円ほどです。と言われました。
アマゾンで探してみましたが、結構高級なものばかりで400円のものを探すのが大変でした。。
これもちょっとLED余計な感じですが。
あとは偏光シート。
制作中の机の上。
出来上がっている岩片。
自作の偏光顕微鏡。
のぞくとこんな感じ。
でも肉眼はこんな感じ。
上下に偏光シートがあるので、その重なりぐあいで石の色も変わります。
これが干渉色というそうです。
詳しいことはまた後日・・・
ジオパーク講座で変哲もない石も、味方を変えればこんな側面があることがわかりびっくりです。