元小木にある2つの島の名称。
太鼓橋と呼ばれる赤い橋をわたって小さい方の島が経島。その奥の大きい島が矢島。
矢島経島と一緒くたに呼ばれるが、別物なので一緒に呼ぶなとおこる人もいる。
矢島:源頼政が鵺(ぬえ)退治に使った矢竹がとれたということで「矢」島と呼ばれているようです。今見てもそれほど竹が沢山生えている様子はないのですが・・・。
(資料やネットの情報では頼朝と書いてあるものもあるのですが、現地の看板には頼政と書いてあります)
用語1:源頼政
http://goo.gl/eUyPQ5
用語2:鵺
頭が猿、胴が狸、手足が虎、尾が蛇と言われる怪物。
http://goo.gl/5q6hvd
用語3:矢竹
経島:日蓮の赦免状を届けようと佐渡に向かった弟子の日朗が漂着し、1晩お経を読んで過ごしたことから「経」島と呼ばれるようです。地形的にこの辺は漂着するような地形になっていたのかもしれません。
用語4:日蓮
仏教の宗旨のひとつ日蓮宗の宗祖。平頼綱の時代に幕府や諸宗を批判したという罪で佐渡に流されたようです。(それ以前にも別の場所に島流しになっています)
用語5:日朗
後に日蓮六老僧の一人に定められる。池上本門寺の基礎を築いた人でもある。
※矢島経島の写真は後日アップします。