図書館に面白そうな本があったので借りて読みました。
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佐渡でも棚田がいくつかあり、金銀山で人口が急激に増えたので、狭い土地を有効活用という説も耳にしたことはありますが、実際はそういうわけでもなく。
棚田はもともと土砂崩れ防止の意味もあり、今でこそ観光資源になっていますが、耕作する側としては大変な労力を強いられる割に収穫量が少ないので大変だということがこの本にかかれています。
で棚田のお米って美味しいと言われるけど、どうしてなんでしょう?
その答えもこの本に書いてあり、なるほどーーと納得しました。
全般的にちょっと難しく、というか読みにくく、なかなか進まなかったのですが棚田についてまとまった知識がほしい方にはおすすめの本です!
あとこの本で面白かったのは、世界の棚田事情。
以前ジオパークガイドの講座で佐渡の水路について現地視察があって、その時講師の先生が「バリの水路も同じようなしくみがあり、非常に面白かった」とおっしゃっていて、気になっていたのですが、この本にはそういうことも書いてありました。
いろんな事を勉強していくうちに、その時はわからなくてもあとでつながってくるということはありますので、後でまた読み返していきたいなと思いました。
畑野から小倉を通って松ケ崎に行く機会が何度かあって、その時に「小倉千枚田」の看板が道路脇にあります。
気になっていたのですが、今年も棚田オーナーを募集するそうです。
詳細はこちら。http://sadotanada.com/topics/688/
写真は失礼ながらこちらのほうが綺麗です。
http://sado-chiiki-okoshi.blog.jp/archives/1018964211.html
佐渡でも棚田米が発売されるようになったので、佐渡の棚田じゃ棚田百選には入ってないですが、盛り上げていけたらいいです。
ちなみに、各地の棚田で観光客が増えて、嬉しい反面、実際の作業に支障が出ている場所もあるようなので、シーズンの見学は農家の方への配慮をお忘れなく。(と偉そうにいえる立場ではありませんが。。。)
佐渡の棚田米
http://shop.sadotanada.com/