※修正お詫び:神社の名前を「たいぜん」とふっていましたが、おそらく「だいぜん」が正しいものです。
ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。(2018/09/18)
本日は午前中は赤玉杉池祭り、帰ってきて疲れた老体にむち打ち、大膳神社薪能に行ってまいりました。
薪能は今までは夜子供をおいて見に行けなかったこともあり、今回初めてでした。
大膳神社の能舞台は、いつも開放されていて、いつも誰でも見れるようになっています。
能舞台の詳細については別途後日記載します。
ネット上の情報では19時開始と書いてありましたが、行ったら番組表に書いてある高校生らによる仕舞はすでに終了していたようで、火入れのあと、狂言が始まりました。
普段は観客席のところは何もない芝生ですが、当日、座席は前のほうは青いビニールシート、後ろはベンチが準備してありました。
こちらは狂言。本日は柿山伏。現代人もわかるぐらいの話し言葉でストーリーもシンプルで面白かったです。
こちらは能「胡蝶」。優雅で美しい歌や舞が見せ場となるいわゆる「三番目物」に分類されます。
シテ(主役)は女性です。
吉野の山奥での僧と胡蝶の精霊のお話。約1時間の演目です。
とある僧侶が梅を愛でていると見知らぬ女性がやってきて話しかけてきます。
その女性は実は胡蝶の精霊。梅の花に縁がなく、お経を読んでもらい、成仏したい。あとで僧侶の夢の中に出てくると約束して一旦姿を消します。
その夜、梅の木の下で一夜を過ごす僧侶。お経を読み、眠りにつくと、夢の中に蝶が現れました。僧侶のお経のお陰で梅に出会えることができたと喜び舞います。
夜明け、蝶が明け方の空に消えていくと、僧侶も夢からさめました。
大膳神社の薪能はライナーバスが運行されています。前日17時までの予約が必要なようですが、来年も行く前に調べて利用なさるのも良いかと思います。
・駐車場は無料というか路駐。私が到着した7時ちょっと前の時点ですでに路上に車がだだだーーと並んでいて、2人ぐらい誘導員がいました。
・トイレは道路から能舞台まで続く歩道のところに工事現場で見るような仮設トイレ?がひとつあったようです。
・番組表は能舞台の入り口左手で配ってました。
・地面からの冷たさもありますし、まだ時期的に寒いので冷え性の人は防寒対策をされることをおすすめします。