先日、赤泊にて榧の実拾いをするというので、ちょこっとだけ行って来ました。
今回拾ったのはとあるオタクの庭に落ちている榧の実。
なるほど、赤泊は榧が多いと聞いていましたが、お家の中に植えてあるんですね。。。
こんな感じで落ちています。
拾ったものを2-3倍の重曹水でこういうボトルの中で洗い、あくを抜く。
続けて屋外で外側の皮を腐敗させる。
堅い殼が残るので乾燥させる。
これを炒って殻を割って食べると和製アーモンドのような感じで美味しい。
殻付きで炒った状態。
殻を割るとこんな感じ。
加工する場合は、硬い殻を取り除く。それがこれ。黒皮はついたままでも食べれます。
乾燥させると綺麗に黒い渋皮がむけます。
それがこれ。
砂糖衣をつけたり、粉末にしてかりんとうにしたりして販売されています。
榧の実の会では、何から何まで手作業で本当に気の遠くなるような作業ですが、地域の人々が協力して作っているのが印象的でした。
例えば庭が大きいお家で干していたりするので、庭先から家の裏まで榧の実だらけ。
今の時期しかないので1年分を仕込むんだそうです。
数年前?のふるさと創生のときに作った加工所なんだそうです。
また今回地方創生の風が吹いてますから、何かイノベーションがあるといいのですが。
ネットでも榧の実の油なんかを販売しているところもあるので、もう少し機械化できると地元の人の負担も減るんでしょうけど。。
ただ拾うのは人力しかないから、どうやって効率よく拾うかってところも頭が痛いですね・・・
今度研修に行ってこようかしら。
※知人が榧の実入れて焼いてくれた榧の実入パン。