佐渡移住推進課日記

炭で里山保全!

先日、福島から移住された小塚さん宅に炭焼き窯づくりの名人が来られるということで窯作りワークショップがあったので参加というかのぞき見してきました。

本当は最初から手順を見たかったのですが諸事情で最終日にやっと行けました。

到着は10時半ぐらい?

すでに皆さん集まって作業されてました。

ちびっ子は邪魔をしないように、エンヒケさんがねんど土でアイスクリームやきのこを作ってくれましたww

窯を作る材料は、いろんなものを混ぜて作るそうです。
ねんど土や普通の砂や耐久性を高めるためにセメントなど。

粘土

水を少し入れながらクワでガシガシ混ぜて、

さらにみんなで足で踏んでこねて・・・

粘着力があるのでこんなハプニングも。

団子作ってペタペタ窯につけていきます。

 

赤い矢印の青年は新潟日報の記者さんです。やってみろということで無理やり??仲間入り。結構楽しまれてました。

ほぼ出来あがった窯の全貌。

耐久性を高めるために横に石や木を積んで崩れないように支えを作るんだそうです。

  

窯作りの名人さんです。

家が炭焼きの家庭で、お父さんもおじいさんも炭焼きだったとか。

確か1俵分の炭を年に250だったか作って1年分の生活がなんとかやりくりできるぐらいとかおっしゃってました。

20代中盤まで炭焼きをしておられたそうですが、燃料が石油の時代になり、こりゃだめだと炭焼きはやめて、会社員になり、定年まで勤めたけど、定年後、またこういうのをやりたくなってなさっているとか。

基本炭焼窯は山の中で材料がある場所で作り、一人で作ると1ヶ月ぐらいかかったそうです。

仲間が5-6人集まれば1日で作れるともおっしゃってました。

セメントなどはないので耐久性は2-3年ぐらいで壊れたらまた別の場所に窯を作って炭を焼くという感じだったそうです。

 

名人の話はそれはそれで非常に興味深かったったのですが、私としてはこちらの方の話が非常に役に立ったというか、自分の生活に取り入れていきたいなというか。

すみませーーーん。またまた勝手に紹介です。

チャーコールブラックスの加藤さんでーーす!

※写真はビデオのキャプチャからなのであまりよい写真使えなくて申し訳ありません!
実物はほんとマジ美男子です!(といっても私にはあまりメリットはないのですが、ご本人の名誉のために・・・)

私流に簡単にいうと
「なぜ炭が必要なの?」

↓↓↓↓↓↓↓↓

「それは土の中の弱った微生物を元気にしてくれるからなんだYO!YO!YO!」
です。

野菜作るにしても土づくりがポイントで、でもいかにナチュラルな素材で土作りをするかがポイントです。

微生物を使った自然肥料を使っていたのですが、加藤さんの話は外からエリート微生物を持ってくるんじゃなくて、そこにいる微生物を炭で復活させよう!というものなので、これも非常によいなぁと思って。しかも材料はいらない木材とかゴミとかでもOKみたいだし。

復活!!!

 

((o(´∀`)o))ワクワク します!

でしかも、加藤さんの話によると、煙が出ないのに短時間で炭の番もいらない、とっても効率よい炭焼きマシーンがあるようなんです!

それはこれ!

加藤さん直々に解説です。

これならまちなかでもいいですよねーー

加藤さんも里山保全を考えているようで、荒れている山を保全しながらこういう炭を活用していきたいという感じのようです。
インタビューさせてもらったのですが文字起こししてないので大雑把ですみません・・・

海外へも出向いて技術支援などもされていて、来年1月には三条で海外からメンバーが来てワークショップをやるそうです。
我が家も混ぜてもらいたいといってあるので、図々しく参加したいと思います!三条はものづくりなどでも有名なので楽しみです!
興味ある方ぜひご一緒しましょう!

そうそう、炭は日本だけではなく、世界でも結構取り入られているそうで、この無煙炭焼き装置も海外から逆輸入のようですよ。

結構うろ覚えで書いてるので加藤さんにあとで怒られるかもです・・・

情報はチャーコールブラックスさんにもたくさんあるのでリンクたどって興味ある方はぜひ見て下さい!

やりたいことがまた増えました。早くいいお家見つけたいです・・

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