佐渡移住推進課日記

縄ない体験@毘沙門宵祭り 裏方体験2016

先日、日本一早い豆まきが行われる佐渡市平清水 毘沙門宵祭りの裏方体験にて縄ないを習得してきました!

ドラクエ風に表現すると
matuは1000Pの縄ないの経験値を獲得!って感じでしょうか・・・

ドラクエならぬ、さどクエで経験値目一杯積みたいです。

ってことで縄ないしたいなと思ったのは、遡ること12月始め。
達者共同作業所でおばちゃんが藁の束を持ってきて、機械で打ってもらってるのを目撃したときでした。

私「・・あのーー藁を打って何するんですか?」
おばちゃん「しめ縄つくるの!」

衝撃でした・・・

自分でしめ縄つくるのか。
すごい素敵だな・・・

あのおばちゃんに弟子入りしたいな・・・

と思うこと2ヶ月!

協力隊の熊野さんの企画で今年も裏方体験があるというので行きたいなーーと思っていたのですが、仕事が立て込んでいて難しいな。。。と。

で前日FBで流れてきたスケジュールを見ると、ちょうどお昼から「住職さんの講話」「縄ない」という私がめっちゃ参加したいイベントがあるじゃないですか!

本当は祭りの準備を手伝いに行くところですが、図々しくお昼からのいいとこ取りをさせてもらいました。

住職さんの話は別途書くとして、縄ない。

藁が縄になるまでは以下の手順です。

1–藁をゲット
2–藁を打って柔らかくする
3–藁をなう

縄をなうには藁がいる。

藁もある程度長い藁でないといけない。

昔から稲藁が使われていますが、今時の稲刈り、コンバインなので、長い藁ができない。

今回は手刈りの藁を熊野さんが特別に集落の方からいただいてきたのだそうです。

2番目の藁打ちですが、昔は藁打ち石という程よい柔らかさの石の上で、木槌で叩いて柔らかくしたんだそうです。

以下の動画2つは、熊野さんちにある藁打ち石と木槌で集落の「先生」方が、藁を柔らかくしている様子。

30分とかじゃなくて5分とか10分とかそんな感じでよいようです。

動画の中で皆が笑っているところがありますが、お二方とも「藁打ちは子供の仕事であって、大きくなるとやらなくなる」と口を揃えておっしゃっていたのが理由です。

前者のビデオは重い大きい木槌でやったので打つリズムがゆっくり、後者は軽い木槌なので軽快なリズムになっています。

今はこの工程は藁打ちの機械などで代替されています。

藁が柔らかくなったら、縄ないですが、その前にこのビデオのように手ですいて、藁の長さをある程度揃えます。

で、藁ない。

動画は初心者用に数本の藁を半分にして小さいユニットから始めています。
見ていると手のひらで藁をこすっているだけなので非常に簡単に見えますが。。。。

私が見よう見まねでやると縄ができずにねじられたものが元に戻っていつまでたっても藁のママ・・・

30分ぐらい先生に再度押してもらってやっとできるようになりました。

こちらは藁を足す時の様子。

もう少し分割した手順を今度改めて作成してアップしようと思います。

今回は取り急ぎ・・・

私作成の縄。ボサボサですが・・・・

一応きちんと縄になっています。

今回みんなで作成した縄は、なんと毘沙門堂の下にあるムカデ杉のところのしめ縄的なものとして使用されました!

私のは残念ながら入ってませんが・・・
写真取ってくるの忘れたので今度撮影してきます・・・

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