以前、佐渡某所で炭焼窯の作成がとり行われ、その時に知った無煙簡易炭焼き窯を知人から入手したので、完成までの記録を残します。
窯作成の記事はこちら。
https://www.e-jaban.com/sado/2015/11/10/post-5191/
チャコールブラックスさんのインスタント式無煙バイオ炭窯ドラム缶アタッチメントについてはこちら
窯本体はドラム缶を使います。
完成までの手順としては以下です。
1–ドラム缶を入手する
2–ドラム缶を洗浄する
3–ドラム缶のフタを切って開封する
4–窯にふさわしい穴を開ける
1に関しては2も考慮すると、洗浄済みのものを買った方がいいかと思います。
以下の商品が洗浄済みかどうかは不明ですが、洗浄に関わる水廃棄などを考えると環境に対して神経質な方は自分でできないと思います・・・(炭焼きする人はやはり環境には配慮する心は有る方なのではないかと思うので・・・)
100リットルドラム缶(オープンタイプ内レバー式)
私は炭焼きのアタッチメントの提供者の助言でガソリンスタンドで調達しました。500円。
その知人は2000円ぐらいだったそうです。
赤い缶以外がよいそうです。
危険物が入ってなかったものという指定もありましたが、GSのおじチャンに「全部危険物って書いてある」と言われたので、仕方なく「赤じゃないもの」という条件だけクリア。。。
これで1のミッションは完了。
続いて2。
フタはクローズドで手でこじ開けられるような感じではありませんでした。
交流のある佐渡ルーフさんに近所の板金屋さんを紹介してもらい、フタを切ってもらえるか聞きに行きました。
職人さんや社長さんが誰もいなかったので、対応の可否や費用は不明でしたが、「火花が飛ぶので中身をきれいにして引火しないようにしないと」と言われ、それではまず洗浄だと・・・
ただ注ぎ口もあきません。手でも開かないし、ドライバーであくような感じでもない・・・
はて困った・・・と検索してみると、ドラム缶レンチなるもので普通は口を開けるようだ。
うーん。安くても3000円はするようだ。
たった1回のために3000円か・・・痛いな・・・
知人に相談すると。、ドライバーや鉄の棒2本で注ぎ口はあけられると言われてびっくり。
で次は3。
ネットで検索した情報では「サンダーに切断用のカッターをはめて切れば簡単」と書いてある情報がマジョリティでしたが、1つだけ「ふただけを切る場合はひらたがねをハンマーで叩いて切れば簡単に切れますよ」とありました。
知人はなんと後半のタガネで切ってくれました!半信半疑だったのでびっくりです。
まずは音を最小限に抑えるために水を満たします。
で上掲のドラム缶の上に載ってるハンマーと鋼で切断。
「ドラム缶のフタを切る」で検索すると、ピザ窯とかバーベキュー台とかゴエモン風呂とか結構いろんな活用方法があるようで、こんなドラム缶フタを切る道具もあったので、価格が手頃であればと思いましたが、1万円こえてたのでちょっとコスパが・・・
タガネの方法は30分ぐらいかかるのと結構疲れますが、時間さえあれば低価格で作業できます。
ということで、ドラム缶のフタ切断などで結構悩んでいる方もネット上でいたので、お役に立てればと思い共有します。
そうそう、ドラム缶関係では、ロケットストーブなんかも魅力的でした。
中の洗浄がネックですが、GSで低価格で入手できるので、その辺がクリアになればよいですよね。。。ゴミも減るし。
うちの主人はこういう原始的なこと(炭焼きも含め)に反対派のようですが、今回のような大災害の回数が増えていることを考えるとできるだけ何でも自分で作れる力を身に付けるのは悪いことではないし、その技術や知識がいつか誰かを救えるのではないかと自分を奮い立たせて、今日も抵抗してくるうちの外国人と和解目指して戦います・・・ww