これまたものすごいタイムラグで申し訳ありません。。。
先日、8月27日「外来生物を考える:外来植物は悪者なのか?」講演会のお知らせという記事を書きましたが、その答えをまだご紹介しておりませんでした。
詳細は、いつになるかわかりませんが、また後日書きたいと思いますが、結論は以下です。
「外来植物に罪はないが、環境にとっては悪者である」
ということで、特に父兄も含めた学校関係者で知らない間にやっちゃってるのが「アメリカザリガニ」。
池や川で釣ってくるのはいいのですが、品川さん曰く「死ぬまで飼ってあげて!」
つまり釣ったところに戻す、あるいは別のところに放すなということです。
写真がわかりにくいのですが、こちらの記事の中ほどにある
https://www.e-jaban.com/sado/2015/08/08/post-4483/
この写真。
ほかのビオトープとは明らかに違っていて、のっぺりとした砂地になってしまっています。
(ほかはいろんな植物が生えていて『生物多様性』が感じられる様相です)
これはアメリカザリガニの影響でガマしか生えなくなってしまった。
おそろしやーー
でですね、そうやって一度釣ったものを、再度放してはいけないもののうちに「ブラックバス」があります。
※個人的な感情でNGと言っているのではなく、法律できちんと禁止されているようです。
ブラックバスも在来種を食べてしまったりして生物多様性を阻害する魚の一つ。
そういうわけで佐渡在来生物を守る会では、外来種駆除活動の一環で魚の駆除も行っています。
今回は以下の概要で行われます。
平成28年10月29日(土)・30日(日)9:00~15:00
ため池の干し上げ活動(ブラックバス駆除)
■10月29日(土) 真野大立地区のため池
9:00 真野公園駐車場集合
■10月30日(日) 青野堤
9:00 佐和田ダム管理事務所わき駐車場集合
外来魚問題シンポジウム
■10月29日(土) 16:00~17:30
「ため池における外来魚の生態と駆除」
講師:片野 修氏(元中央水産研究所主幹研究員)
会場:真野ふるさと会館 和室
※終了後、18:00から講師を囲んで交流会もあります。
詳しくはPDFをご覧ください。
http://www.e-jaban.com/pdf/gairaigyokujo.pdf
フランスギクとかもそうですが、魚駆除とかも果てしない作業・・・これって佐渡のこの会だけなんじゃないだろうか・・・と常々疑問がありましたが、去年だったかTVでやはり同じように池の外来魚を取っているニュースがありました。
今回の魚駆除も大変と思いますので、興味の有る方で初めて参加の方は品川さんにいろいろ状況聞いてからの方がいいかもです・・・
※あくまでも私は参加推奨ではなく情報提供ですし、佐渡在来生物を守る会の会員でもございません。ご了承ください・・・