佐渡移住推進課日記

児童文学作家 高田由紀子氏講演会行って来ました

ちょっと遡りますが、8月25日、アミューズメント佐渡で佐渡市出身の児童文学作家 高田由紀子さんの講演会がありました。

2016年に「まんぷく寺でまってます」を出版してから「青いスタートライン」、「君だけのシネマ」「ビターステップ」とトントン拍子に出版されています。
ビターステップはまだ読んでないですけど、3作はどれも希望を感じるもので児童書だけあって、読後感が清々しいです。

今回の講演会では高田さんがここに至るまでの経緯を教えてくださった印象を受けます。
記憶が少し薄れてしまったのですが、簡単に書きますので作家さんを目指している方は参考になるのではないかと思いました。
(一部記憶が違う部分があるかもしれませんので、お気づきの方はご指摘いただければとおもいます)

高田さんは昔から書くことが好きだったらしく、結婚してからも合間をみて創作活動をしていたようです。
ある時新聞社主催のコンテストに入賞し、出版社主催のコンテストならそのまま出版になったと思うのですが新聞社なので、これを土台に出版できる方法はないかと考えていたようでした。

調べると、同人サークルなどに参加してアドバイスをもらうのがよいということを知り、参加、佐渡を題材にした作品は少ないからいいのではとアドバイスされ、出版社の方に紹介してもらえることに。ただ、返事が来るのは2年後ぐらいなので気長に待つようにいわれたそうです。

実際連絡をもらったのが2年後で何度も手直ししてやっと出版されたそうです。
それから後は評判もよいのでとんとん拍子だとか。

最初の題材選びですが、何でもそうですけど飽和状態なのであなたしか書けない題材というのがいいそうです。
そういう意味では私も「まんぷく・・」を読んだ時、こんな限定した地域の話で少し違和感も感じましたがそのぐらいがいいのかもしれません。。。

まだ読まれてない方は、ぜひ手にとって見てください。
すぐ書きたかったのですがなかなか時間がとれず、記憶が薄れてからになってしまいました・・・

まんぷく寺でまってます (ポプラ物語館) [ 高田 由紀子 ]

青いスタートライン (ノベルズ・エクスプレス) [ 高田 由紀子 ]
☆佐渡オープンウォータースイミングをモチーフにしています。表紙などの絵は「ふすい」さんで「君の膵臓を食べたい」の作者さんの本の絵も担当された売れっ子です。

君だけのシネマ [ 高田 由紀子 ]
☆相川のガシマシネマをモチーフにしています

ビター・ステップ (ノベルズ・エクスプレス) [ 高田 由紀子 ]

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