佐渡移住推進課日記

赤玉杉池祭り2015

この間の日曜日、赤玉杉池祭りに行って来ました。

赤玉といえば、赤玉石が有名なようです。

某所で撮影して蛍光灯などがうつりこんでいます。申し訳ありません。

今回は2回目ということもあり、金井から40分ぐらいで到着しました。

まなびの森のスペースには売店なども出ていて、現地のご婦人方が忙しくされていました。

神事芸能は「奥の院」にあたる杉池のほとりで行われます。
当日は看板があるのですぐ分かります。

 

現地の人に「15分ぐらい歩く」と脅されてたので、3歳児連れでびくびくしていましたが、一番手前の人工池を越えて5分も歩かないところだったのでホッとしました。

先日アップしたチラシによると10時からと書いてありましたが、現地の方の情報では「10時半ぐらいから神事芸能が始まる」ということで10時15分ぐらいにやっと到着し、現場に向かうと。。。

すでに祝詞があげられていました。
チラシの通り厳密にいうと、10時には始まってたということですね。。。

祝詞の様子

 

観客の様子。立ち見も出て大賑わいでした。

 

冒頭で実行委員長さんだったかが語られていましたが、赤玉杉池の芸能は「京の香りがする」んだそうです。

そしてその通り、鬼太鼓も普通のところと違って上品な感じでした。

 

 

一人が太鼓を担いで歩くのが「うわーーきっつーー」とびっくりしてしまいました。。。

 

こちらは獅子の舞。3匹(?)いるうち、一人がメスで他の2匹がメスを奪い合うんだそうです。

 

これが子どもたちの花笠踊り。

人数が少ないので外に出て行った人もやっていると言ってました。
その通り、金井の娘の同級生がいたりして。ご主人の実家が赤玉なんだそうで。
別の知人も「子供が少なくて。あまり小さいと、練習中も草むしりをはじめちまう」なんて言ってました。
ぜひ来年踊りたいお子様がいたら!7歳ぐらいが一番いいみたいですよ。

神事芸能が終わると、飾り付けの花を貰えるということで争奪戦が。。。
ご利益がいろいろあるようです。

上に飾られているところのものですが、この他に別途配布用にたくさん作ってくださっていたようです。

杉池大明神のご利益にあやかりたい方はぜひ来年は赤玉杉池祭りへ!

で、みにくいんですがこの神事芸能の脇にあるのが杉と杉池。
思ったより池は大きくないです。

12時からは場所をまなびの森にうつして、鼓童の研修生のパフォーマンス

ほんとは写真アップ嫌がられるだろうけど・・

フラダンスや子どもたちによる妖怪ウォッチのダンス、ほか幾つか発表のあと、龍神伝説。

とある経緯で杉池から他の池に移り住んでいた龍神様がこれまた訳ありで杉池に戻る途中でおばあさんがそれを目撃。
黙っているという約束でご飯がいくらでも増えるしゃもじをもらった。
集落のほかの人たちにも食べさせてあげようと振舞っていたのですが、それが逆効果。

白米は贅沢品であったまずしい時代にあんなにお米があるのはおかしい、泥棒してるに違いないと嫌疑をかけられ、それをはらすべく村の人を集めて事情を話すと・・・

 

しゃもじは真っ二つに割れ、効果がなくなってしまったという話。
なんとも人の心というのは悲しいものだなと思うと同時に、杉池に親近感を持ちました。

ぜひ来年は実際の劇を見て感動に浸って下さい!

で最後は毎年サントリーから贈呈されているという赤玉ポートワインの抽選会。

10本。

抽選券は会場に座っているとおじさんが配りに来てくれます。また、みんな鼓童を見て帰る人が多く、抽選券あげるわという人が複数いました。

商品が赤玉ポートワインという事を知っていたら我が家も帰っていたかもしれません・・・

我が家はお酒飲める人誰もいないし。。。
ということで娘は当たるように願っていたようですが、残念ながら外れました。。。

※なぜサントリーから赤玉ワインが贈られてくるのか?
赤玉神社の建立と赤玉ポートワインの発売が同じ時期だったんだそうです。でサントリーさんのほうで縁を感じて連絡をしてきて、それからというもの交流がされているようです。
植樹もされているようでひょうたん池のほとりに標柱があります。
参考記事:https://www.e-jaban.com/sado/2015/05/06/post-3755/

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