佐渡移住推進課日記

東北から九州まで、日本の里山にくらす猛禽サシバにとって大切な農地景観を明らかにする

という難しいタイトルの講義を受けてきました。

実は新潟大学農学部附属フィールド科学教育研究センターで島内外の研究者が実習・調査などで来島された際に、最新の研究を一般向けに紹介していただくものとして無料で開催してくださっているんだそうです!通称「佐渡ゼミ」

ありがとうございます!

今回トキガイド関係から連絡を受けて予約も不要ということだったのでせっかくなのでいってみようかと・・・

これサシバ。

ビデオもほとんど動いてないですけど、1時間ぐらいずっと電柱に止まっていることも多いようです。

一応タカの仲間のようなんですが、虫も殺せないんじゃないかという穏やかな性質のようで。。。

面白いと思ったのは、餌の捕獲が時期によって田んぼだったり森だったりするので、いわゆる「里山」と親和性が高い鳥であるということです。

なのでサシバを調べていくことで「里山の危機」も把握できるという訳。

食物連鎖じゃないけど、こういうつながりも人間が地球の危機を感じれるチャンスを創造主が設定しているのかなと思うとほんとにいろいろうまくできてるなぁと。

また何じゃそりゃ!と思ったのは「渡り鳥」なのに佐渡にはわたってこれないようで、佐渡ではあまり見れない鳥だということ。

渡り鳥だけど山伝いにくるんだって。。。

タカの仲間は上昇気流を拾いながら渡るようで、基本あまり羽ばたかないんだそうです。

あと餌の捕獲も遠くの草むらからでも昆虫を見つけてのそのそと歩いて行って足で掴んで食べるみたいな感じで目がいいそうで。

そういえばFBで流れてた「目のテスト」も最上位がタカだったなぁと。(それ以上だとロボット判定がなされるw)

http://wvw.igame.com/eye-test/

佐渡ゼミは大体月に1回開催されるようです。

一応こちらで告知されてますのでご興味の有る方はぜひ!
http://www.agr.niigata-u.ac.jp/fc/sado_html/sadozemi.html

モバイルバージョンを終了