佐渡移住推進課日記

てんてこ米 by 竜太郎@佐渡羽茂 2016 ver. 絶賛発売中!

去年も紹介した若き農家竜太郎くんのお米、発売中です。

去年の記事はこちら。
https://www.e-jaban.com/sado/2015/11/09/post-5167/

今年、やっと購入して写真集をゲットしました!

どちらかと言うと、私の場合、お米よりこの写真集が目当てて・・・

おっと、竜太郎くんに失礼ですね。

写真集を受け取って、「あれ??2冊あるけど、去年より薄い感じだな・・・」

と思ったのも束の間、読んでみると、中身は去年の100倍ぐらい濃い内容でした。

なぜって・・・

お米作っている人が、1年間、お米のために何やってるか具体的にわかる内容だったからです。

 

まず、1冊目。

去年の写真集の続編?で、稲刈りの様子や販売に関しての話。

田んぼがぬかるんでいて、機械が入れないので手刈りですごく時間がかかって、終わる頃には籾が芽を出していた・・・というくだり。

↓ ↓ ↓ ↓

籾が芽を出していたビジュアルでどれほど大変で時間がかかったか表現するところ、すごいセンスを感じます。

これが2冊め。今年の田んぼの環境作りの話から始まっています。

感動したのは、畦塗りの話。

具体的にスコップで削ったり、杵で叩いたりするところ、知らなかったのでとっても面白かったです。

 

佐渡に来る前は野菜づくりはおろか、米作りなんて全く興味もなく考えもしなかったのですが、「お米作りたいな・・・」なんて思うようになりました。

ただ、勉強すればするほど、「自分にはお米づくりはできないかも・・・」と感じ・・・

例:台地と低地、米はどう違う?@ジオパークガイド協会記念講演

そして今回のこの竜太郎くんの2冊めの話を読んでさらに「あ、これはだめだ」と絶望的に。。。

ただ、以前 台地と低地、米はどう違う? の池さんに「池さんの講座を聞いて米作りは私にはムリと思った」とぶちまけたら、池さんは「米はその人なりの育ち方をしてくれるので大丈夫ですよ(つまりきちんとやれる人であればそれなりの欲求をしてくるし、それができない相手には米のほうで自立して育ってくれる的な意味)」という言葉をいただき、「へぇーー、お米って人を見るのかーー不思議な植物だなーー」とびっくりΣ(゚Д゚)したこともありました。

 

竜太郎くんは農家ではあるけれど、若い、都心にいたということも手伝ってか、写真もそうだし、文章も読みやすく、才能があるなと感じました。

以前米を作りたいので1年間具体的にどんなことをするのか、ある方に質問したのですが、具体的な返事はもらえずに「・・・稲を植えて終わりなのかな・・でも中干しとかよく聞くし。。。」ともやもやしていたのです。

 

でも今回の竜太郎くんの写真集で具体的な作業内容の一部を知ることができ、とっても嬉しかったです。

ぜひ竜太郎くんには将来、「米作りの教科書」的な写真集を発行してもらいたいです。

 

竜太郎くんは今年は成城学園で先生もしたそうです。

https://www.facebook.com/seijogakuen/photos/a.214779481878220.54240.199320840090751/1249236858432472/?type=3&theater

竜太郎くん15日から島外に出てしまうので島内の方でお米がほしい方は、お早めに!
竜太郎くんを知らない方は私が代わりに連絡取りますのでメールください。
管理人にメール

そうそう、てんてこ米は特別栽培米の基準で栽培されているそうです。
特別栽培米についてはこちら
http://www.maff.go.jp/j/jas/jas_kikaku/tokusai_a.html

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