佐渡移住推進課日記

佐渡市立金井小学校島内初の受賞@第11回キャリア教育優良教育委員会、学校及びPTA団体等文部科学大臣表彰

佐渡テレビのニュースで昨日やっていたので、ご覧になられた方はご存知かと思いますが、佐渡の金井小学校が「第11回キャリア教育優良教育委員会、学校及びPTA団体等文部科学大臣表彰」に選ばれたようです。

文科省
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/29/12/1399013.htm

受賞理由などはPDFに書いてありますが

佐渡市は、郷土への愛着をもたせ、自ら未来を拓く独自のキャリア教育を推進している。当該校は、佐渡の中
央に位置し、学区にある豊かな地域素材を生かしながら佐渡の自然・歴史・文化への理解を深める学習に取り組
んできた。さらに、学校と家庭、地域が連携し様々な職業に対する興味を引き出し、キャリアプランニング能力
を育成するキャリア教育にも積極的に取り組んだ。
1 キャリア教育の全体計画の見直し・実践
・県と佐渡市のキャリア教育のプランを自校化した、金井小学校キャリア教育計画を立案。「知る」→「体験する」
→「描く」の3段階で児童一人一人が夢の創造に向かうように計画を立てる。また、職員研修を実施し、共通
理解を図る。
・「知る」段階では、地域との連携・協働を実現する取組として、地域や保護者による職業語りを実施。Web クリ
エイター、無名異焼きの製陶業の方などから仕事のやりがいや、学校生活で身に付けて欲しいことを語っても
らう。
・「体験する」段階では、保護者の職場を見学する子ども参観日を実施。身近な大人の働く姿から、仕事や働くこ
とへの興味・関心が高まった。保護者からも「どんな仕事か知ってもらえて良かった」「子どもと仕事について
話し合えるよい機会となった」と好評だった。
・「描く」段階では、佐渡市教育委員会の作成した教材「みらい’s ノート」を用い、夢づくりを行う。学習発表
会では一人一人が夢を宣言した。さらに、実践のゴールとして作文にまとめる。児童が自分の成長や学びを振
り返ることを通して、夢や決意を自信をもって表現することができた。
2 郷土への理解や愛着・誇りを育む活動
佐渡の自然・歴史・文化への理解を深める郷土学習「佐渡学」を中核とした体験的な郷土学習を行う。
・佐渡をPRする観光パンフレットを作成。修学旅行先で観光大使として活動。
・トキ学習(水生生物調査、ビオトープづくり、ポスターで発信)
金井小・中学校の児童生徒で取り組む国道脇花壇への花の苗植え

85ページ中の29ページ目あたりに書いてあります
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/29/12/__icsFiles/afieldfile/2017/12/04/1399013_002_1.pdf

金井小のキャリア教育の取り組みはこちらにも書きました。
https://www.e-jaban.com/sado/2016/08/22/post-5867/
https://www.e-jaban.com/sado/2016/11/28/post-6127/

佐渡市でも職業体験のイベントなど開催されて大盛況だったようです。
島だとどうしても職業の種類自体も少ないのでなかなか視野が広がらないですが、こうしたことを積極的におこなくことで子どもたちの未来も開けてくると思うと学校や父兄の方の努力が報われますね。

今後もがんばってください!

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