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第83号

公開日: : 料理レシピ

写真展のお知らせ・マスボルタ(魚のスマッシュ)

■今日の?(〇_o)/!   写真展のお知らせ

 

 今月18日から、都内各地で、バングラデシュ写真家の写真展が開催されます。

 

 

  ○アニスル・ラーマン写真展「バングラデシュ人と暮らし」

 

 期間:5月18日?6月17日

 時間:10:00?17:30

 場所:品川のキャノンSタワー・オープンギャラリー(港区港南2?16?5)

 

 入場無料

 

 ラーマン氏は、バングラデシュ報道写真協会とNGOハンガー・フリー・ワールド

 のメンバーとして日・バングラデシュ両国で活躍する写真家です。

 

 〇「RIGHTS AND REALITY」(人権と現実) 展

 

 ユニセフの援助で、バングラデシュで刊行された写真集「人権と現実(Rights

 and Reality)」展です。

 

 期間:5月22日?31日

 時間:10:30?19:00(最終日15:00)

 場所:新宿コニカミノルタプラザC(新宿区新宿3-26-11 新宿高野ビル4F)

 入場無料

 

 〇シャヒィドゥル・アラム「アジアの大河 ブラーマプトラ」展

 

 アラム氏は、以前もお知らせしたように、だんなの会社(Drik)の社長です。身

 なりはいつも、だぶっとした麻風のシャツにウエストポーチ。隣人が初めて彼

 を見たとき、物乞いかと思ったという感じです。(^^;)

 

 ブラマープトラ河は、バングラデシュではジャムナ河と呼ばれます。源流をチ

 ベットにおき、インド、バングラデシュを経て、ベンガル湾に流れ込みます。

 アラム氏は4年かけてこの写真を撮影しました。画像は、まるで、絵のような質

 感のものもあります。流域の自然、風物、人々の生活を叙事詩的に描写した写

 真が展示されます。

 

 3日には、自身によるフォトセミナーもあるらしいです。詳しくはお問い合わせ

 を。

 

 期間:6月1日?7日

 時間:10:00?19:00(最終日16:00)

 場所:新宿ニコンサロン(新宿区西新宿1-6-1 新宿エルタワー28F)

 入場無料

 

 (フォトセミナー)SHAHIDUL ALAM氏

 6月3日(木)14:00?16:00

 

 〇「The Selection of Bangladesh photography」(バングラデシュ傑作作品

 展)

 

 期間:6月3日?9日

 時間:10:00?18:00(最終日15:00)日曜休館

 場所:アイデムフォトギャラリー「シリウス」(新宿区新宿1-4-10 アイデム

 新宿御苑ビル2F)

 入場無料

 

 (問い合わせ先)

 「東京写真月間2004実行委員会」

 社団法人日本写真協会

 tel03-5276-3585 

 fax03-5276-3586

 午前10時?午後6時まで、土・日・祝休み

 〒102-0082東京都千代田区一番町25JCIIビル4F

 

 主催 : 「東京写真月間2004」実行委員会?(社)日本写真協会・東京都写真

 美術館

 後援 : 外務省、文化庁、東京都、バングラデシュ人民共和国大使館

 助成 : 芸術文化振興基金、独立行政法人国際交流基金

 

 http://www.psj.or.jp/gekkan/schedule/index.html

 

 mmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmm

 

  

 ■今日のレシピ  マスボルタ

 

 今日は、マス(魚)のボルタです。ボルタとは、バングラデシュの典型的なお

 かず。素材を煮て、つぶして、たまねぎなどを混ぜたものです。ちなみに、こ

 のつぶす作業をボッタと呼びます。ガイドブックなどでは、料理名自体を、ボ

 ッタと表記することがあるのは、このためだと思います。

 

 今回使うのは、バングラデシュで人気のあるルイマス。淡水魚で、一説による

 と、味も見た目も、鯉に似てるとか・・・。

 

 日本では、ルイマスが手に入らないと思いますから、白身魚がいいと思います。

 

 

 あるいは、鯉で試してみてもいいかも? 鯉が今まで苦手だった人も、このボ

 ルタで、鯉に恋するはず!

 

 なんちゃって。

 

 仕上がりは、じゃがいもにも似た、魚とは思えないような何というか・・・。

 結構おいしいんです。

 

 あるとき、私は、ルイマスボルタに恋してしまいました。  

 

 それは、社長夫人、モンタージュさんの家に招待されたときのこと。

 

 豪華なランチパーティでした。

 

 大人数で、ダイニングに座りきれないので、玄関近くの応接間のソファで食し

 ていたら、大きな魚の形に再構成された、ルイマスボルタが運ばれてきました。

 

 

 きめのこまやかさといい、味といい、盛り付けといい、★★★★★ホテル並み

 のレベル。

 バングラデシュの人も、訓練次第であそこまで精巧な料理が作れるんですね。

 

 

 皆様に、この感動をお見せできないのが残念です。

 

 モンタージュさんは、柿色の頭をしていて、いつもしかめっ面をしているので、

 近寄りがたいイメージだったのですが、この日を境に、印象がガラッと変わり

 ました。

 

 この食事も実際は、召使(ブア)が作っているのだと思いますが、主人の指導

 なしにはできません。そして、娘さんを初め、家族は、お客さんをもてなす給

 仕側に回っていて、徹底した教育がなされているなと思いました。彼女の手腕

 の高さがわかります。

 

 一流の人になりたければ、一流のものに触れなさい、といいますが、バングラ

 デシに対して、初めて、心の底から尊敬の念が湧いてきたひとときでした。

 

 材料(2人分)

 白身魚 200g

 たまねぎ 1/2個

 クリーンチリ1本

 にんにく、しょうがひとかけ

 塩少々

 マスタードオイル小さじ2/3

 コリアンダーリーフ好きなだけ

 

 1 魚は、一度湯がいて、皮と骨を取り除く。

 2 たまねぎはスライス、グリーンチリ、にんにく、しょうがは、みじん切り

 にする。

 3 2を、油で十分に炒める。

 4 たまねぎが茶色くなったら、1の魚を投入し、魚が茶色くなるまで、十分

 に炒める。

 5 火を止め、冷めたら塩とマスタードオイル、コリアンダーリーフを投入し、

 指で丁寧に混ぜてできあがり。

 

 mmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmm

 

  

 ■編集後記

 

 連日の暑さがたたって、ちょっと鼻かぜをひいてしまいました。

 

 頭重もするので、午前中、1時間半ほど休憩。目覚めたとき、疲れを癒すため

 に、無性にミスティが食べたくなりました。

 

 台所へ行って、カントリーマアムを発掘し、1枚食べましたが、疲れは癒され

 ず、結局2枚食べて、部屋に戻り、パソコンに向かったときのこと。

 

 玄関の開く音がしました。

 

 だんなが、大きな箱に入ったミスティと共に、帰ってきたのです。

 

 「君が朝、怒っていたから、買ってきたんだ」と、いうので「こんなものでま

 た、お金使って・・・」とたしなめたら、実は、同じ部署の新入社員が1ヶ月

 目で、初給料。みんなにミスティを配ったというのです。そして、私には特別

 に大箱で。

 

 今日も、自分の願うことが飛んできました。

 

 でも、飛んでくるのはいつも食べ物ばかりなんですよね。

 

 お金が飛んでこないかな・・・。

 

 というわけで、日本の皆さんは、新しい週の始まりですね。また明日!

 

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