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第82号

公開日: : 料理レシピ, 歴史

独立前の政治背景・ピーナツ入りチキンカレー

m(_ _)m おわび m(_ _)m

 

 先日のベンガル語講座で、「必要」という言葉を、ドルカンと表現しましたが、

 正確にはドルカルでした。ただ、発音からすると、ドルカンと発音しても、あ

 まり支障はないことを付け加えておきます。最後のルの部分は、聞こえるか聞

 こえないかという感じなので・・・。

 

 でも、覚えるなら、正確に覚えた方がいいですよね。

 

 申し訳ありませんでした。

       

 mmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmm

 

      

 ■今日の?(〇_o)/!  独立前の政治背景

 

 今日は、日曜日。歴史の時間です。

  

 独立前の政治背景についてお話します。 

 

 このころ、パキスタンを動かしていたのは、アユーブ・カーンや、ヤヒア・カ

 ーンなどの軍事政権。2人とも、東パキスタン(現在のバングラデシュの領地)

 で、大量殺戮など、残酷なことを行いました。

 

 そんな中、ムスリム一辺倒の抑圧政治を強制していた与党、ムスリムリーグに

 対抗して、「東パキスタン・アワミ(人民の)・ムスリム・リーグ(現在のア

 ワミ・リーグ)」が結成(1949)され、1966年には、6項目の要求を

 基本にして、東パキスタンの自治権を要求しました。

 

 6項目とは、独自の通貨使用、政権の民主化などを含む、よりよい統治のため

 の要求。この運動の中心となったのは、現在のアワミ・リーグ党首、シェーク

 ハシナのお父さんである、ムジブル・ラフマン(シェーク・ムジーブ)でした。

 

 

 この動きに対して、パキスタン政府は、インドと結託した反政府運動であると

 して、ムジブル・ラフマンらを逮捕したのでした。

 

 これが、いわゆるアガルタラ(インドの地名)事件と呼ばれるものです。

 

 そして、1970年12月7日。パキスタン独立後、初の下院選挙において、

 アワミリーグは、前例のない、圧倒的な勝利を収めました(300議席中16

 7議席獲得)。

 

 この選挙を境に、人々は、6項目要求を強力に支持するようになりましたが、

 ヤヒア・カーン政権は、かたくなに項目を拒否したまま。

 

 独立への交渉と戦いが、始まったのです。

 

 続きは、来週!

 mmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmm

 

  

 ■今日のレシピ ピーナツ入りチキンカレー

 

 チキンカレーのバリエーションです。

 

 隣人が、日本から帰国したばかりで、日本製の物資が豊富だった頃。だんなの

 実家に遊びに行く私たちに、「柿ピー」は珍しがって食べるから、お土産に持

 って行きなさい。ということで、持たせてくれました。

 

 びっくりするかなぁ、と思いきや、予想したよりは、反応が悪い。

 

 翌日、親族を招いて食事を振舞ったときのこと。

 

 妹さんが持ってきたチキンカレーには、柿ピーが振りかけられていたのでした。

 ☆?(^^;)

 

 ピーナツのカリカリ感が、食欲そそります。ヽ(^。^)丿,

 

 材料(2人前)

 骨付きチキン4本

 たまねぎ1/2個

 にんにく、しょうがひとかけ

 ジャガイモ2個

 グリーンチリ1本

 ターメリック小さじ1/3

 ガラムマサラ小さじ1/2

 コリアンダー粉末小さじ1/2

 塩少々

 ピーナツ好きなだけ

 あれば

 ナツメグひとつまみ

 クミンシード小さじ1/2

 

 1 たまねぎ、にんにく、しょうがは、スライスか、みじん切り。じゃがいも

 は、一口大に切る。

 2 小さい鍋に油を熱し、ターメリック、ガラムマサラ、コリアンダー粉末を

 入れ(ナツメグとクミンがあれば、ここで入れる)、20秒後、1を投入。十

 分炒める。焦げ付きそうなら、水を加える。

 3 たまねぎが茶色く変化したら、ピーナツを入れ、炒める。   

 4 ジャガイモ、鶏肉を加え、ひたひたの水、塩を入れて弱火で煮込む。

 水がなくなったら出来上がり。

 

 mmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmm

 

  

 ■編集後記

 

 インドでは、ソニア首相が登場し、バングラでも連日報道されています。

 

 隣人いわく、中でも印象的だったのは、もう一人の候補者のコメント。

 

 「われわれは選挙では負けたが、インドは勝利する。よりよい国のために、政

 府と協力してがんばっていく」

 だんなは、それを聞いて「バングラデシュではありえない!!」と叫びました。

 

 隣人は、これが本当の民主主義だよね?と興奮しています。

 

 ここバングラデシュでは、依然として野党アワミリーグは、政府に反発したま

 ま。

 

 今回開かれる、第8回目の国会にも参加しないことを宣言しています。

 

 バングラデシュの政治家が、今回のインドの選挙報道から何かしら学ぶこと

 ができれば、この国はもっとよくなるかもしれませんね。

 

 ではまた明日!!

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