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vol.212 05.11.22 自爆テロ/最近のスーパー事情/ホッタール情報

公開日: : ニュース

今日のレシピ
●自爆テロ
●最近のスーパー事情
●ホッタール情報
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●自爆テロ
最近、バングラバイ率いるJMB(Jagrotto Muzahidin of Bangladesh/Jagrotto=alert,Muzahidin=revolutionaly.つまり、イスラムの原点に帰るよう、喚起することを目的にしている組織)による、自爆テロが問題になっています。
バングラバイとは、名前はバングラ=バングラデシュの、バイ=兄弟と、ヒーロー的な意味合いで聞こえはかなりいいですが、宗教の名のもとに、殺人行為をしているので、去年から警察は指名手配中。今年に入って、捕まえた人には賞金が出るという状態になっています。
無職の人は、仕事を探すのと、バングラバイを探すのと、どっちが効率がよいのだろうか??と一人で悩んでしまいました(笑)。あ、気を悪くされた方がいらっしゃったら申しわけありません。m(。-_-。)mスイマセーン
で、このJMBは、アルカイダとつながりがあるともうわさされていますが、本格的に自爆テロの訓練を行っています。
参考までに、新聞記事より
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11・16
ジャラカティで2人の判事が爆弾攻撃で殺害されたことを契機に政府は、最高裁の各判事と最高裁判所に77人の銃を所持した警官を配置した。又、最高裁首席判事は、国家的警護をつけることを決定した。しかし、当局は、警護を求められている下級裁判所の判事には武装警戒を配置する手はずをとっていない。現在ではそこまで人的に余裕がないとのこと。
バングラデシュ裁判サービス協会(BJSA)判事の全国的組織のリーダーは、最高裁首席判事に会い、全国の判事に安全を強化する手はずをとるよう求めた。
警察は、2人の判事を殺害した犯人、マムンが借りていた家から大量の爆弾製造材料、JMBの本、及びパンフレットを発見した。又、爆弾事件後、すぐに警察は、関係各所の手入れを実施し、マドラシャの校長を含む11人を逮捕した。一方ALは、ジャラカティで判事の殺害に抗議して、16日に半日ハルタルを実施した。
逮捕された犯人、マムンは、国の判事を反イスラムと称して、彼らは拘留され、裁判に掛けられるべきだ。私は判事を殺害することによって、殉教者となりたい。
ラシャヒ・マムンの父と兄弟は、最初の調査でJMBの自爆(suiside squard)について話した。そして、ジャマテ・イスラムの支持についてミリタントのキャンペーンに対する貧困が極度の貧困から解放への要請が息子をJMB自爆部隊のメンバーに追い込んだ、と語った。私たちは1日にたった2食しか食べていない。一方、JMBは少なくとも自爆テロに導くために5TKを与えている。調査官は父親の言い分をテロに加わった合理的な説明として父の告白を引用した。
ジャカティでの自爆テロによる判事殺害事件は、治安当局をはじめ、警察をしてJMBの自爆テロメンバーの全国的な手入れを実施させた。
迅速行動隊によって準備されたJMB自爆部隊メンバーのリストは、全国の警察署配られた。JMBは逮捕されないよう、自爆テロ部隊が攻撃を巧みに画策するであろうと、以前からすでに予告していた。
自爆テロについて、内務省で5時間に及ぶ会議を行った。警視総監は、過激派メンバーを逮捕することに全力を尽くしている。アフガニスタン戦争に参加して、帰国してきた者たちのいくらかが、全国の過激的活動に従事しているものと思われる、と語った。
400名近くが逮捕されたが、彼らはどうどうとJMBの幹部であると証言し、8・17の同時爆弾攻撃への関与を告白している。しかし、彼らはただ指示された場所に爆弾を運び、爆弾を設置しただけで、これだけの組織的攻撃を仕向けた背後の目的は明らかにされていない。攻撃者の調査も、核心メンバーが逮捕されないのでマンネリ化してきていると、調査官は語っている。
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私が不思議に思ったのは、なぜ、若者が、自分の命を犠牲にしてまで、自爆テロ要員として決意できるのだろうか、ということでした。
隣人の解説によると、彼らは、標的となる人を殺すことが、神の願い(なぜなら、その人は神の意志に反することをしているから)なので、神の為に命をささげることで、徳が上がる、という意識らしいです。殉教精神ですね。
でも、客観的にみれば、それは違うということが明らかです。でも、彼らは、それが真実と信じて戦っています。
イスラム教徒はいろんなところで過激だといって非難されることも多いようですが、本来のイスラムの教えでは、そうではありません。キリスト教もイスラム教も、宗派が多くなり、本来の教えとは違った解釈、違った教理がたくさんありますが、本来は、神様の元にたどり着くため、形は違えど、一つのはず。。。
これ以上、若き命が犠牲にならないことを祈るばかりです。
●最近のスーパー事情
隣に、ノンドンスーパーマーケットが出来てからは、我が家は冷蔵庫要らずになりました。
でも、あまりにこまい買い物をするので、店員の苦笑を買った時期も。今は慣れてくれたようです。
2年前、私がバングラに上陸したときとは、食材事情も激変!です。
日本において、2年間でスーパーの品揃えが変るところといったら、せいぜい、酒売り場、お菓子、ジュ?スなどではないでしょうか?
参考までに、2年前にはダンモンディで入手できなかったもので、今は手に入るものをあげてみます。
豆腐(グルシャンに行かないといけませんでした)
鮭(グルシャンでたまに見かけました)
鯵(グルシャンでも見かけませんでした)
マグロ(グルシャンでも見かけませんでした)
サヨリ(グルシャンでも見かけませんでした)
ニラ(オープン当時陳列してありましたが、それっきり??)
生の白きのこ(グルシャンでも見かけませんでした)
スパゲティの麺の太さが選り取りみどり(以前は1種類のみ。今はフェトチーネからカッペリーニから何でもあり!)
カップ麺(現地人で買う人いるのか??)
でも陳列してみたら、そんなに増えてないですね・・・・。(+_+)しょぼ?ん
でも、これだけ増えると、かなり食生活はバラエティ豊かになります。
だんなは、マグロを見て、「しゃしみ、しゃしみ」と騒いでました。却下。
●ホッタール情報
ALを中心とする野党14党連合はAL中央事務所で緊急会議を開き、2人の判事の殺害に対する政府の責任を追及し、政府の総辞職を迫った。又、来る22日の大規模な野党大会を前に、政府が野党の地域リーダー及び、活動家を逮捕していることを厳しく非難した。同会議では、22日の大会を成功に導くための作戦が討議され、17日から20日までダッカ丘陵地区で大会参加を呼びかける集会を実施する。(15日の新聞記事より)
何でも200万人?集まる予定だったとか。政府は、地方から集まるメンバーを受け入れないようにするため、2、3日前から、中心部モティジールにおいて、全ての車両をシャットアウト。外出していた知人のポラッシくんは、2日前、歩いて帰るはめになったようです。
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□編集後記
明日から国際会議に出席するため、チッタゴンに行く予定でしたが、政情不安定のため、1ヶ月延期に。
今日は、朝から机の掃除と明日の朝用に豆料理と野菜の煮込みとルティを作って頑張っちゃいました。いつもは、日本人の隣人にあわせて西洋風のトースト朝食ですが、いないとなるとベンガル風朝食がよいというので外食で、お金がかさむので、作っちゃいました。私も嫌いじゃないので。
明日はホッタールになりそうなので、コビール君はおとまりです。日本は休日ですね。私も久しぶりに映画でも見ようかな??
と思ったらホッタールは24日になったようです。スーパーでネタ仕入れました。

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