vol.236 06.12.13 再びご報告

前回、皆さんに出産報告をしてしまった手前、やはりこれもご報告しないと・
・・と思って、筆をとりました。

とっても個人的なことなので、記事にするのは、私としては申しわけない気持
ちで一杯ですし、「しんきくさい！」と気を悪くされる方もいらっしゃると思
いますが、お許しください。
楽天日記には、すでに書いているんですが、このたび生まれた子は、短い地上
生活を終え、あの世へと旅立っていきました。
前日、人力輸送で、心臓のチェックをしたばかりだったので、あまりに突然で、
びっくりしましたが、我が家は皆元気ですので、大丈夫です。
今回は、バングラデシュのお葬式の様子を少し。
普通は、モスクに行って、亡くなった方の体を、ムンシが洗ってくれ、お祈り
をして埋葬と言う感じです。
日本の葬式を知っていると、あまりにあっけないので物足りないかもしれない
ですね。
我が子の場合は、墓地に到着すると、事務手続きの後、目の下に黒い墨のよう
なものをぬり、回りに塩を撒いて、白い布できれいに包んで、墓穴へ移動。
喪主（今回はだんな？）が遺体を抱えて、穴に入れる前に、お祈りをしていま
した。
そして不思議なことに、穴の真中ではなく、右寄りに置くように、修正。
なんでだろう？？と思ったら、対角線上に竹を隙間なく埋めるんですね。（図
がないのでよくわからないでしょうが、穴の左下から穴の右上のほうへ斜めに
埋めていく。竹の下に、遺体が収まる感じ。）
そしてござのようなものを竹の上に載せて、いよいよ土をかぶせます。
回りのちびっこ達が、私の手に土を乗せてくれ、それを穴に放り込んでくれて
いました。
気が利きますね。笑
そして、土が全て埋まったら、柵を作り、子供達は、一斉に葉がついた木の枝
を差込み、水をかけ、最後にグラブジョル（バラ水。宗教儀式やプラオなどに
使われるものです）を掛けてくれました。
グラブジョルが嬉しかったですね。
昨日は埋葬から3日目ということでお参りに行ってきましたが、土の山にはきれ
いに芝生がかぶせてあり、回りには6本のミニ植木が植えられ、きれいに整備し
てくれていました。
ミルプールの墓地に埋葬したのですが、回りは赤ちゃんばかりということで、
改めて、新生児の死亡率の高さを感じました。
昨日は、別の赤ちゃんの埋葬式もやってましたね。遺族の気持ちを考えると本
当にいたたまれないです。
バングラデシュでも、墓地不足は深刻で、霊界とか先祖供養とかの概念もない
せいか、基本的に墓地は、ある程度時間がたつと（1年とか）、土を掘り返して、
他の遺体を埋めてしまうそうです。
永久のお墓もありますが、今回は土地がないということで、拒否されました。
でも基本的に月々賄賂を渡せば、長い間管理してくれるそうで・・・
今回御世話になったミルプールの墓地は、冠婚葬祭を管理するシティコーポレ
ーションが運営しているということで、公的な墓地だそうです。
埋葬に１００００ｔｋぐらいかかると思っていただんなは、わずか７５０ｔｋ
＋布代２００ｔｋということで、余りの安さにびっくり。
でも結局、みんなで食事するようにと１０００ｔｋぐらい渡し、ちびっこたち
にお世話代ということで２００ｔｋぐらい、ムンシに３００ｔｋぐらいなどい
ろいろお金はかかっていたようですが。。。
昨日は、お花とバナナ、線香を持っていったのですが、だんながバナナは一瞬
だけささげてあとは回りに群がるちびっこにあげたところ、ある子供が「数が
足りない、もっとくれ」と車のドアを開けようとしていたので私はついにいい
ました。
「日本だとね、みんな、お金をくれるのよ。赤ちゃんが死ぬとね。私に何かく
れるの？」
・・・さすがにその後は無言でした・・・
これってしつこい物乞い攻撃にかなり有効ですよね。笑
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□編集後記
個人的にもさまざまお悔やみメールをいただきました。
お返事できていない方もいらっしゃり、申し訳ないです。
別に落ち込んでるわけじゃないんです。
実は、メールソフトがなんか調子悪くて、メーラーから送信できないので、い
ちいちヤフーアクセスしてメール送信となるのでちょっと面倒で滞っているだ
けなんです。
もう2週間ぐらいですね。
サーバーが拒否しているというエラーメッセージなのでプロバイダーにクレー
ムをつけているのですが、全く改善されていません。
なのでご心配なく。
遺体と霊が分離するのに72時間といわれているので、今朝、無事に霊界へと旅
立っていったと思います。
昨日は、気のせいか、頭痛で調子が悪かったですが、今日は持ち直し、我が子
も霊界へいった（と信じている）ので、気持ちが晴れ晴れです。
結局、地上生活は霊界へ行くための準備期間ですからね。
とはいえ、肉体をもった地上生活でしか出来ないことがありますので、肉体を失った我　が子のためにも家族一同、善行を積み、共に精進したいと思います。
我が家は、コロスケも含め、みんな元気ですので、ご心配なく！
お悔やみメールは入りませんので！
ぜひおいしい食べ物を持って、遊びにきてください！（誰にいっとるんじゃ！笑）