茅の輪くぐり@小木 木崎神社　いってきました！

ある日、Facebookを見ていて目に入ったのがこの記事。

なぜ、30日までにこれをしたらいいの？

この方の事はフォローしてないので「友達」の方のいいね！で流れてきたのだと思います。。

運気を変えるために６月３０日までに断捨離をせよ。

ふむふむ、うちも引っ越ししたばかりで荷物の整理が終わってないので３０日目標に頑張るか・・
そしてお参りしたほうがいいよ！代理でお参りするよ！的なコメント。

お参り。。。そういえば佐渡でも茅の輪くぐりあったな・・・あれいつだっけ・・・６月じゃないよね・・・じゃあだめか・・・

と思っていたらその数日後またFacebookで「茅の輪くぐり６月３０日！」の投稿が。

おおーー！すごいタイミング！

これはいけーー！ということだな。。
引っ越ししてからいろいろトラブル続きもあり、去年も茅の輪くぐり気になったのですが今年は背中を押されている感じで。。

荷物の整理も終わるように努力したのですが、あまり進まず、象徴的に前日、冷蔵庫の表面を掃除・・・。

当日、すごい雨で広島とか西のところでは記録的な大雨のところがあり、茅の輪くぐり大丈夫なのか・・・と心配になりました。
連絡先として書いてあった小木商工会に電話すると天候に関係なくお参りはできるそうで。またくぐり方も、場所によっては男女関係なく左右左という記述もあるのですが木崎神社は女性は右まわり、男性は左まわりにそれぞれ３回ということでいいんですよね！と念押しして小木に向かいました。

以前は小木まで遠いとあまり思ってなかったのですが、なぜか佐渡に数年いるととっても遠く感じる・・・・

子どもたちも今回は天候が悪く暗くなっていたというのもあってか「・・・遠い・・・」とブーブー文句いってました・・

木崎神社入り口の鳥居にも茅の輪があるのですが、くぐるのはここではなく、神社の中。

こんな感じです

まわる方向も書いてあります

ひっきりなしにお参りの方が来ていました。なれない我が家はぼーっと突っ立っていて、邪魔になっていた。。。

申し訳ありませんでした・・・。

小さい茅の輪も販売されていたということでしたが私が行った８時過ぎには社務所（？）は閉じていました・・・

参道には出店が幾つか・・

終わった後はコーヒー豆を注文していたこともあり、日和山へ。

ちびっこには「金北山とどっちが高いの？」と質問され、最初は何のことかわかりませんでした・・・

七夕仕様の日和山。うちも竹をもらってきてやりたいものです。。。

こちらはいちごパフェ。６００円かな？
佐渡でパフェはあまり提供しているところが少ないので子どもたちは飛びつきました。
ものすごいいちごの量です。佐渡バンザイ！というか日和山バンザイ！？

出かける直前も続いているトラブルに関してひと波乱ありましたが、帰ってくるとその波乱が収束しそうな劇的な展開を見せており、「おおーー茅の輪くぐり効果かなりすごいかも。。。」とびっくりしました。。

木崎神社には船絵馬も飾ってあるので、見たことがない方は、この機会に見られても良いかもしれません。
確かふだんも鍵は開いていたかもです。。。

本殿は新潟県指定　有形文化財
https://www.city.sado.niigata.jp/z_ot/cultural_property/property_c/0100/0102-06.shtml

まつられているのはコノハナサクヤヒメだったような気がしますが検索しても出てこないので自信がありません。。。

茅の輪くぐりの由来

須佐之男命（すさのおのみこと）が旅の途中に宿をもとめ、貧しいながらも手厚くもてなしてくれた蘇民将来（そみんしょうらい）という人に、「病が流行った時には茅で輪を作り、腰につけて難を逃れよ」と教えました。その後、病が流行った時に教えを守ったことで難を逃れたのが由来といわれています。

最初は、「宗教的な行事ってただの迷信」という気持ちもあり、往復２時間かけて小木まで行くことに抵抗感もありましたが、この茅の輪くぐりの由来を聞いて、「信心とか宗教とか関係なく、自然に中には、邪を取り除いてくれるすごい力をもった植物がある、だからそれをぜひ利用してほしい」的なメッセージを感じ、そういう自然の創造物の力を知ることって大事かもって思わされて、頑張っていった経緯があります。

いろんなことが進化し、自然から遠ざかっていく人間の姿もありましたが、昨今、自然回帰的な流れもありますよね。自然のものを調べていくと本当にいろんなことが解決されるということもわかります。

こうした自然のちからを発見してくださった先人の知恵に感謝いたします。
また島内でこうした恩恵を受ける事ができるのは小木の方々のおかげ。ありがとうございます！

来年はミニ茅の輪買える時間に行きたいっす・・・