vol.226 06.09.17 最近の治安情勢/写真展のお知らせ

最近の治安情勢/写真展のお知らせ

◇最近の治安情勢
カレダ・ジア首相の任期終了を来月に控えた今、街では、デモ、ストライキが盛んになってきています。
この間も、月初めに大家さんに家賃を払いに行ったその後、だんなが思いつきで「国連事務所の図書室に行こう！」というもんだから、仕方なくついていきました。
その図書室は、パスポートセンターの近く、コンピューターシティの敷地内にあるのですが、CNGに乗る時点で、運転手がそこまではいけないとか何とか言ってます。
でもだんなは手前でいいからといって乗り込み、いざ向かうと・・・・
大通りでは、デモ行進が行われていました。
・・・これってやばいんじゃないの・・・と思ってたけど、小心者の（笑）だんなが行くんだから、大丈夫と言い聞かせ。。。。
そして、下ろされたところは、アガルガオンロードの手前。
だんなは「こっからは、歩きで・・・・」
・・・・・って暑いし、ころちゃんもいるのに・・・・
ここには選挙管理委員会の事務所や各政府関係事務所がたくさんあるから、閉鎖されてるんだと！
だだっぴろい、果てしなく続く道を、てこてこ歩いていったのでした。
・・・・で、チャイナーバングラデシュ友好会館を発見！
いつも機会が無くて中に入ったことがないので、だんなを促がして中に。
じゃないともう歩けないもんね。暑いしだるいし。
ちょうど、農作物の種の展示会。
カフェはないかと探したら・・・・
カウンターのみで、椅子はなし、メニューもバージンとか水とかサモサだけ。コーヒーは一応あったな。。。
あんなに立派な建物なのに。。。
カフェしょぼい。笑
ころちゃん用に水を買い、自分用に生ぬるいバージンをもって、商談コーナーで一休み。
だんなは熱心にパンフレットを集めている。
もう歩きたくないので、何が何でも乗り物捕まえたる！
と思ったけど、失敗。
リキシャで5分のところをタクシーが行くはずもなく。。。。
結局歩いていったのでした。
途中で、ラジオ局の人が来て、だんなにインタビューしていました。
ラジオ「この受難（サファリングといっていたがうまい訳語が見当たらないので）をどう思いますか？」
だんな「カレダ・ジア首相が国民からの審判を受け入れてくれれば、問題はない」
ラジオ「（苦笑い）・・・・・」
ラジオ局は政府側の人なので、ちょっと反応にこまったようです。
で、ついに、到着したのは6階だったかにある眺めのいい、クーラーの効いた静かな図書室でした。
オアシスみたい。
蔵書は少なかったけど、ユネスコから出ている、カンタジ寺院の写真集とかあって、面白かった。
今度グルシャンの事務所にいって、もらってくるつもりです。笑
そして、相変わらず、外では街頭演説がなされ、警官が群れをなし、CNGはつかまらないので、リキシャでシャモリまで。
食事をして、自宅へ向かったのでした。
シャトモスジッド通りまで来ると、道路にレンガの破片が散らばっています。
だんなは「ほら、ほら、警官と衝突した証拠だ。今日はすごいぞ！」
・・・ばか！
「1歩間違えば、巻き込まれてたかもしれないでしょ！　あんたのせいで、今日は散々なめにあったわよ！CNGに乗り込む時点で判断して、今日は行かない判断しないと。子供もいるんだし！」
でもあんまり分かってないみたいです。
そして、後日。
だんなは、道を歩きながら物思いにふけっています。
「何考えてるの？」
「僕は心配だ。このダッカが市街戦に突入すると思う。」
・・・・あんた、映画の見すぎじゃない？？
みんなそこまで馬鹿じゃないでしょう。独立も終わってるんだし。
そして、市街戦になったら、一番最初にあんたが標的になるよ。
いつもリキシャ乗りながら、政府批判してるし。
で、またまた後日。
ホッタールの日、やたらヘリコプターが飛んでいます。
だんな「カレダ・ジア首相がホッタールを監視してるんだ。」
私「あんたを探してんじゃないの？」
というわけでいろいろありますが、とりあえずバングラデシュは平和です。笑
◇写真展のお知らせ
まだ先ですが、DRIK Japanの主催でバングラデシュの写真展が開かれます。
期日：2006年10月26日ー11月8日
場所：新宿　アイデム　シリウスフォトギャラリー
おなじみのアニスルさんの作品とかバングラデシュの子供達の写真とか、展示されるようです。
以上、ご報告まで。
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□編集後記
11日は、セプテンバーイレブンでしたね。
ダッカでは朝から、ものすごい雷雨で、またまた洪水発生。
もう雨季は終ってるのに・・・
朝、モアカリに行こうと思ったら、CNG、タクシーは満席でした。
待っている間にも増水、私の足が浸水しました。
場所を変えて待っていると、哀れにおもったマンションの門番が隣のお店からころちゃん用にお菓子を買って来てくれたのでした。
びっくり。
最初はラムネだったのですが、断ると、「チョコレートがいい？」といって、買ってきたのはキャンディ。
だんなは「これがバングラデシュ人のレベルさ。チョコとキャンディの違いもわからない。」
・・・あんた、ホントに批判しかしないね！
こんなとき、やっぱり車がほしいとおもいます。
数年以内には！　笑
出直して、午後出発。
夕方帰ってくると、ダンモンディ８の橋付近はむちゃくちゃ混んでいて、歩いて5分のところ、1時間以上待たされました。
ころちゃんが寝ていたのでリキシャに乗っていたのですが、痺れをきらして、歩いていきました。
早いこと早いこと。
おかげさまで、リキシャの上で、一つの企画が浮かびました。
TV局を巻き込んでやるつもりです。
日本人10名、バングラデシュ人10名ぐらいを討論させる。
テーマは・・・？
まだ、秘密です。笑
前段階として、AVCOM（かつて、ミナカートゥンなどを手がけた映像会社）の社長、ミザンさんとうちのだんなの対談から。隠し録音です。笑
近日中に実現させますからお楽しみに！
これは在住者向けの内容です。
在住者にしか分からないこの、不快感！
笑
かなりひっぱってます。
なんのテーマかわかった方は、TVショーにご招待！
（当たらなくても、人数足りないから必然的に？？）
というわけでいろいろ書いてしまいましたが、また次回！