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第102号

公開日: : 文化

同伴入院?? ・バングラデシュの病院事情

□今日の?(〇_o)/! 同伴入院??

 

 皆様、大変お騒がせしました。予定よりかなり早く?? 今日無事に退院でき

 ました。

 

 しばらくは安静ということで、「家の中でもドントウォーク、ただ寝てなさい」

 といわれました。walkなのかworkなのかちょっと疑問ですが・・・。

 

 退院するなり、早速パソコンに座っています。だんなのお許しつきで。 

 

 実は、入院後わずか2時間後に、トンでもないハプニングがあったんです。

 

 なんと、病室に泥棒さんが来たんです!

 

 最初大部屋にいたのですが、個室に移りました。

 

 だんなは、治安の問題があるから、鍵は閉めとけといったのですが、血圧測定、

 血液検査、注射、等々いろんな人がくるので、めんどくさいから開けときまし

 た。

 

 ちょっと疲れたので、うつぶせになって寝てました。

 

 ふっと気が付くと、若めの男性の後姿が。起きようとすると、彼は「sorry」と

 いって立ち去って行きました。

 

 そのときは、お見舞いの部屋を間違えたのかしら? と思ってまたそのまま、

 休みました。

 

 うとうとしながら、ああやって間違えてくる人もいるから、荷物気をつけない

 と、と思った瞬間、目の前にあったはずの、財布が入った小さいバッグがない

 ことに気がつきました。

 

 あれ? 私どっかにやったっけ?

 

 と思って起き上がると、そのバッグは付添い人用の座椅子兼ベッドの上に。そ

 して、ドアのところには、さっき入ってきた男性がいたのです。

 

 あ、泥棒だ、やられた。

 

 

 急いで彼を捕まえようとしましたが、彼はすばやく逃げ去ってしまったのです。

 

 

 廊下に出て、大声で、英語で「泥棒! お金! お金!」と叫びましたが、彼

 の姿は階段の下に消えていったのでした。

 

 入っているお金の額はたいしたことなかったんですが、祖母や知人からもらっ

 たお守りがあったし、財布自体も友人からのプレゼントだったので、それを失

 うことがとってもショックでした。

 

 が、結局、泥棒は捕まえられて、財布も戻って来ました。

 

 日本だったら、他人事として、絶対みすごしちゃうでしょうけど、こういうと

 ころ、バングラデシュの人ってすごいんですよね。みんなで協力して悪者を捕

 まえてくれる。

 

 度を越して、殴り殺しちゃうことも少なくないんですけどね・・・。

 

 というわけで、それ以後、病室の前には2人の警官が配置されました。

 

 だんなは、Prime Ministerと同じ待遇だ! って喜んでました。子供に話して

 聞かせるエピソードもできたし。

 

 mmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmm

   

 □今日のレシピ  バングラデシュの病院事情

 

 今回お世話になったのは、”IBN SINA”という系列の病院でした。

 

 かなり信頼できる部類に入ると思います。

 

 検査機関、研究所、病院等、建物が分かれ分かれになっているので、それが玉

 に傷ですが、建物自体も掃除が行き届いていて、不快さはありませんでした。

 

 

 検査機器も立派なものがあります。

 

 今回、妊娠検査は、140TK(ただの尿検査)。

 

 出血後、先生に見てもらったのが100Tk。

 

 胎児の状態を検査するエコーは、100TK。

 

 受診してくれる先生と、検査所が離れているので、リキシャでえいこら行かな

 ければならないのが骨折ります。

 

 入院費用は一人部屋1部屋1晩1200TKでした。トイレとシャワーついてます。

 

 

 AC、電話つきの部屋もあって、それは2000TKらしいです。

 

 通常、病院は食事つきですが、ここバングラデシュでは素泊まり。ただ、入院

 セットというのがあって、バスタオルと、サンダル、ティッシュ、トイレット

 ペーパー、石鹸、水、マンゴージュースミニパックが配給されます。

 

 食事は付き添いの人が、7階の食堂から買ってきてくれるものや自宅から持参

 するものを食べるしかないようです。

 

 荷物棚には、大皿とコップがありました。スプーンフォークはありません。

 

 隣の部屋からは、お父さん、お母さん、子どもの声が絶え間なく聞こえ、とな

 りはどっかのマンションか?と思ったほどでした。

 

 病人は一人でも、病室に一人というのは、バングラデシュでは、ありえないこ

 となのかもしれませんね。

 

 それにしても、シュンドルボンホテルが10ドルなので、それ以上。特に目立

 った検査や治療もなかったし。だんなは、これだったら、ホテルに行ってバス

 タブにつかってたほうがよっぽどましかも、と少し怒ってました。

 

 mmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmm

  

  

 □編集後記

 

 だんなは、昼食時、帰ってくるなり私の姿を見て怒りました。

 

 「ベッドに横になってパソコン使えっていったろ」

 

 そんなの無茶だよ。

 

 洗濯からなにから、全部やってもらわないといけないので、だんなは大変です。

 

 

 でも是を機会にやせられるかも。

 

 というわけで、今日も皆様ご購読ありがとうございます。

 

 また明日お会いできますよう!

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