第95号
アヌーシャ・新聞
□今日の?(〇_o)/! アヌーシャ
先週の水曜日のこと。平日なのに、隣の家では、遅くまで音楽が大きく流れてい
た。(いつもは、日本では土曜の夜にあたる、木曜日の夜に夜更かしする)
耳を澄ますと、とてもきれいな女性の声が流れている。メロディも、垢抜けてい
て心ひかれる曲だった。
今までバングラの音楽にあまり興味を持たなかったが、この曲なら聴いてもいい
な。そう思えて、そのメロディを頭に焼き付けた。
が、翌朝見事にメロディはどこかへいってしまった。
近所のCDやで、若い女性の歌手で今人気があるアーチスト、ということで探し
てもらったが、見つからなかった。
代わりに差し出されたのが、アヌーシャという、人気の歌手。
バングラデシュ生まれだが、イギリスでアマチュア歌手として活躍、今はプロの
歌手として、バングラデシュに戻ってきているらしい。
声の質からすると、さながら中島みゆき。
わずか1曲試し聞きしている間に、外から聞きつけて、これは誰が歌っているのか、
と若い女性が聞きに来た。
すごい威力だ。
歌詞やメロディは、バングラデシュのラロン(200年前の哲学詩人、歌手)をベー
スにして、楽器は西洋のものを取り入れているらしい。
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□今日のレシピ バングラデシュ七不思議
今日は、バングラの七不思議、新聞についてお話します。
日本はじめ、一般的にどこの国でも、重要な記事は一面に掲載され、さらに詳細
記事は分野に応じて、中面に書いてありますよね。一面だけを見ても、内容が要
約されているので、ニュースの概要を知ることができます。
バングラの場合も、重要な記事は、一面に掲載されていますが、文が尻切れトン
ボなんです。なので、そこだけでは、ニュースの概要がわからないこともあります。
「続きは○面へ」と最後に書いてあるので、タイトルと、今まで読んだことを忘れ
ないように、注意深く紙面をめくることが要求されます。
その作業は、パズルさながら百人一首のようです。
最初は、知能レベルが低いため、他の国のように文を要約する力量がないのかと思
いました。
が、今日だんなに聞いたところ、必ず新聞前面に目を通させるための作戦だという
のです。
バングラデシュの新聞は、諸外国の新聞より、広告の割合がかなり多いように思わ
れます。2、3面などは、記事はひとつもなく、全面、求人広告などに使われています。
つまり、記事分断作戦 は、これらの広告を見てもらうためというわけ。
何とも風情のないというか、何というか。
新聞本来の役割を忘れずに、がんばってもらいたいものです。
mmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmm
□編集後記
昨日もお伝えしましたが、だんなの会社のインターネットは最悪の状態で、復帰す
るのに2週間以上かかっています。
「会社のお金だから、15分だけ」とだんなに文句言われながら、せこせこダイヤル
アップで、メールチェック等していました。
8日からは、日本貿易フェアがあり、夜は日本食のレストランもオープンするらし
いです。
だんなのところには、招待状も届きましたが、この招待状を持っていくと何か無料
でもらえるとか、特別な待遇を受けられるとか、メリットはあるのだろうか・・・。
とにらめっこしています。
10日最終日行く予定なので、またご報告します。
今日もご購読、ありがとうございます。
というわけで、また明日お目にかかれますよう!
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