ダウン症候群
約1000人に一人の割合で発症する染色体異常の病気といわれますが、日本ではよく患者さんをお見かけするような気がします。
ここバングラデシュでも少ないながらも、患者さんがいると聞きました。つり上がった眼、低い鼻、小さい耳、大きい舌、不ぞろいの歯、短い顎、短い手足、臍ヘルニア（でべそ）、小陰茎、先天性股関節脱臼など、特徴的ですので、生後すぐに発見されるようです。病名は最初にこの病気について発表した英国眼科医J. L. H. Down医師に由来します。様々な合併症の可能性があり、ご家族は大変ですが、根本的な治療法が確立されていないのが現状です。