シュンドルボン
バングラデシュの南にある世界遺産指定地域。
200もの島と、400もの干満のある河や運河などで構成されている。敷地はインドにも渡っていて、バングラデシュが引き継いだのは、
全面積の2/3。
バングラデシュの敷地4,110 平方kmのうち、1,700 平方 kmが水に覆われている。
マングローブの原生林が残っている貴重な場所であり、地質としては通常の土地より、塩分と水分が多いのが特徴。動植物の宝庫でもあり、
哺乳類・爬虫類はおのおの、50種前後、鳥類は渡り鳥も含めると320種前後。両生類は8種、魚類は400種といわれている。
中でも特徴的な動物は、ベンガルタイガー、体長7mほどになるワニ、キングコブラ、ヨーロッパクサリヘビ、ニシキヘビ、鹿、
赤毛猿の一種、ジャングルネコ、豹、インドヤマアラシ、かわうそ、野生のいのししなどである。いのししと鹿は、虎の食料となる。
エビの養殖や木材、はちみつ採取などが特産品。虎やさそり、各種毒蛇なども生息するため、旅行で行く場合は、ガイドが必要と思われる。
ベンガル語で、シュンドル=美しい、ボン=森。

関連記事
-
バングラデシュの熱海。
つまり、新婚旅行先として、バカンス先として、リゾート地としてよく利用され
記事を読む
-
ヨーグルトのこと。
バングラデシュは乳製品が割とおいしい。ヨーグルトにも2種類あって、白い酸味の
記事を読む
-
不動産や紡績業でグループを作っている、ボシュンダラ財閥の作った、南アジア最大級のショッピングモール。
記事を読む
-
英語のようなんだけど、英語じゃない、バングラデシュ国民が使う、独特のなんちゃって英語。
代表的な
記事を読む
-
バングラデシュ人はじゃがいも好きである。
朝は、じゃがいもを千切りにし、パンにはさんで食べ、昼は
記事を読む
-
バングラデシュはNGO王国といってもよいかもしれない。
1961年から2001年までの間に、19
記事を読む
-
船のこと。
洪水時などにも活躍、バングラデシュシンボルの一つでもある。ある人々は、船の上で結婚式
記事を読む
-
ナッツ類のこと。
落花生などもポピュラーであるが、粒が小さく、食べにくいのが難点。小さい一袋10
記事を読む
-
幻の高品質モスリン。
全盛期は、国内外から多くの需要があり、遠くアラビア、イラン、アルメニア、中
記事を読む
-
バングラデシュ西北部にある仏教遺跡。
18世紀頃作られた。寺院自体は、レンガで出来ているものが多
記事を読む