須賀川牡丹園&林養魚場&元湯甲子温泉旅館大黒屋
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管理人県内観光記
昨日、福島県民として3月11日からの行動様式を医大を通して県に報告する書類を仕上げていたのですが、甲子温泉の大黒屋に行った記録を残してなかったようなので、今更ですが、書いておこうと思います。
普段はどこも行かない、仮に行くといったとしても、前日になってやっぱりやめようという人騒がせで出不精、めんどくさがりな私の父ですが、孫がいるためか、今回は妹夫婦にも声をかけて、2011年5月23日、須賀川牡丹園が入園無料ということをきっかけに、そしたら親戚のおばさんの実家である林養魚場へいって、マスを食べ、それから甲子温泉に入ってこようということに。
残念ながら、須賀川牡丹園では見事雨で、歌やよさこいなどのイベントがありましたが、15分ぐらいで撤退。
HPで見ると、密集して牡丹が咲き誇っているような印象を受けましたが、結構パラパラと咲いていました。
こんな感じでパラパラと展示してあります。
一つ一つ鑑賞するにはよいかもしれませんが、なにぶん雨だったし、傘も持って来てなかったので・・・・苦笑
林養魚場へついたときは雨は降っていましたが、釣りができない状態でもなかったのでたくさん釣って、魚代含め1万円近く払ってみんなで美味しく頂いて来ました。
ちょっと放射能が気にはなりましたが、お魚は美味しかったです!
そして、甲子温泉。
震災の影響で、浴場がまだ修理されてないところも数件あり、昔父が来たことがあるというところは行くことができなかったので、インターネットで確実に日帰り入浴をやっていることがわかっていた大黒屋を選択しました。
トンネルを幾つか抜けて行くのですが、トンネルを抜けた直後に降りる坂道があり、そこを見逃して一旦戻り、そしてまた下がっていく坂道の険しいこと・・・・
運転に自信がない方はオススメしません。
到着して看板で気づきましたが、秘湯に入るようです。
納得。
到着したと思ったら、また次の試練が!!
到着したのは確か2時過ぎだったか3時過ぎだったかだったのですが、その時間になると外湯のみで、自然保護のため、石鹸で体を洗うことはできないそうです!
「もうー!ちゃんと調べてよ!」という妹の猛攻撃を流しながら、仕方が無いので入ることに。
そしてまた次の打撃は、外湯までの道のりが険しい!
外湯へ行く階段を開けると、まず吊り橋に似た橋があり、下はごうごうと流れる渓流。
そして落差10メートル以上はあったのではないかという険しく滑りやすい階段が。
これよっぱらって歩いたら確実に落ちそうな・・・
子供も危険。
しかも寒い。
大変なところに来てしまいました。
お風呂にたどり着くまで大変だし、上がった後の運動量がものすごい。
お湯でのぼせたりしていると、一気に登れません。ご老人の場合は、途中で休憩しないと行けない場合もあるでしょう。
現にうちの父はマスを食べながらお酒飲んでたので、休憩してやっと登り切ったようです。
ただ、お湯はとっても気持ちよかったです。
あの階段と体さえ洗えれば、すごいよい湯だと思います。
ロビーではコーヒーなども飲めて、ロビーから庭への眺めも良い感じです。
ちょっとわかりにくいですが、椅子に座った眺めはこんな感じ。
コーヒーはホットとアイス選べます。400円だったか500円だったか。まろやかでおいしいです。
こちらは宿泊も出来ますから、お近くへ行かれた場合はオススメします。(ほんとか!)
何でも、白河藩主松平定信公が愛した一軒宿。すべての湯船が、加水・加温・循環なしの源泉掛け流しの温泉だそうです。
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