稲の手刈り体験記@絶賛全身筋肉痛
稲刈りの季節です!
佐渡の道路には泥がたくさん落ちていて防災放送で「道路に落下した泥の除去方法」が毎年期間中数回放送されます。
羽茂のIターンの方が昔ながらの稲作をしていると大滝楽舎の展示で知り(記事はこちら>>)、一度お会いしてお話を伺いたいなぁと思っていたら、主人が豆まき裏方体験(記事はこちら>>)で知り合った方つながりで、今回その方の稲刈りを手伝うことができました!
場所は大滝楽舎から結構上に上がった場所。
空気も綺麗なところです。
前日に「はざ(刈った稲を干す竿的なもの)」を作成したそうです。・・・稲の重みで倒れないようにしないといけないので相当大変ですよね・・・
稲刈りの七つ道具。
藁は何かなーーと思ったら・・・・
こんな風に腰にまいて、刈った稲を束ねるのに使うんだそうです!
稲刈りの様子。
4束+4束目安で刈ったらこんな風にどちらかを上にして交差させる。そうすると同じ方向に干すことができる。
写真がわかりにくいのですが、手で植えた穂と機械植えの比較。
なんと!手で植えると長さも長くなり、米のつき方もかなり多くなるそうです!
知らなかったーーーびっくり!
機械で植えると株と株が密集するので、ウイルスが繁殖しやすくなるそうです。
帰ってからうちの息子に話すと・・・
5年生は自分たちで米を作って文化祭で売るのでそれなりに知識はありました。
学校では手植えのほうが根が深く入るので、根がしっかり生えるんだと習ったそうです。
また田んぼで問題なのは除草。
息子の学校ではマルチ使ったみたいです。
田んぼにもマルチ!?と思ってびっくりしましたが、ネットで調べると紙マルチがあるようですね。
(※マルチとは黒または白のシートで通常ビニール製。土の温度をあげる役割のほか、雑草が生えにくくなる効果もある)
田植えのときめちゃくちゃ面倒そうですが再来年我が家で稲作導入時には試してみようと思います。
1株は大体14本前後。
米は1本につき100強あり、14本で1500粒以上。ちょうどご飯茶碗一杯分なんだそうです!
(※これは機械植えの隣の稲です)
でこの株は1粒の米からとれることを考えると、本当にコスパの高すぎるスーパーフードですよね!
1粒万倍日があるのも頷ける。
1枚の田んぼで1人分なら余裕で1年分は収穫できるそうです。
また、今回のようにはざにかけた米は、はざかけ米と呼ばれ、高級品に分類されます。
野菜でもきのこでもそうですが、天日干しのうまさは機械乾燥と比較にならない美味しさと言われますよね。
ますます米作りしたくなりました。
稲刈りの作業の中で一番難しいのが藁で束ねるという作業。
https://youtu.be/IzbvleF8yUU
今回お2人で管理している2枚分の田んぼを稲刈りしました。
片方のお母様といとこが東京から手伝いに来られましたし、もう片方の方はフランスからお父様が雑草を取りに来たり。
知人友人の愛情が投入された田んぼで、稲刈りは体は筋肉痛になりましたが、とっても楽しかったです。
昔ながらの米作りは手間暇かかるのでなかなか現代ではできませんが、やっぱり昔ながらのものって、人の心を惹きつける、すごい力があるなーーと実感しました。
ということで8日にまた岩谷口でスーパーじいちゃんの稲刈りがあるというので手伝いに行って来ます。1時間半かかりますが、行きなれることで岩谷口への心の距離も縮めて来ようと思います・・・
手刈りしてみたい方は、ぜひぜひご連絡下さい!一緒に行きましょう!多分9時半ぐらいから。(つーか私が岩谷口にたどり着けるのがそのぐらいなので)
稲を育てる前に、自分の田んぼを手伝ってくれる知人友人の心を育てないとなーーとしみじみ感じさせられた1日でした。
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