若き農家を応援したい人!この指とーまれ!=>竜太郎米絶賛発売中!
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最終更新日:2020/12/10
佐渡移住推進日記
1週間風邪で寝込んでいて、いろいろたまりまくっていますが(ブログのネタもww)、タイムリミットがあるネタを先にご紹介。
今日は、羽茂のしめはり山荘にて芋煮会があるというので、そのドサクサに紛れて、とある人物にインタビュー。
その人物とは・・・
佐渡に仮移住して農業の勉強をする・・・はずが、いきなり農家になってしまいそうなすごいぶっ飛ばしの若者、ミスター竜太郎くんです!
※本人に掲載許可得てないので一応顔隠している写真。
なぜ彼にインタビューしようと思ったのか。
彼には、今までも何度かあっており、ただその時は誰なのかわからなかった。
見た目がかなりチャラくて(失礼・・・)、地元の若者かなぐらいだったのですが・・・
つい先日、FBで流れてきたタイムラインで、彼が移住者でかつ農業を本気でやっていることを知り、びっくり!
ちょうど先月届いた米がいつもより1袋少なかったので、どうせA-coopで買う必要があるんだから、それなら、そういうがんばってる人が作ってる米を買いたいなと思って、ついでにお知り合いになってインタビューしてなぜ農業に取り組もうとしているのかも聞いちゃおうという次第です。
今回初回お試しなので4kg購入しました。特別栽培米なのですが、初年度なので特別価格でkg450円の破格値です!
※特別栽培米とは・・農薬の使用回数がその地域の同時期に慣行的に行われている使用回数の5割以下であること。 化学肥料の窒素成分量が栽培地が属する地域の5割以下であること。
農業の基準のことはわからんですが、佐渡の減農薬は他の都道府県より少ないはずなので、デフォルトで結構少ない量だと思います。
で、米を受け取ってびっくりしたのは、なんと!豪華な写真集もついてくること!
タイトル部分を拡大するとこうです。
佐渡の風景がメインでサブ的に佐渡粒粒辛苦録。
【りゅうりゅうしんく】穀物の一粒一粒は農民の辛苦の結晶であるということ。米を作る農民の苦労をいう。転じて、物事を成し遂げるために、こつこつと苦労を重ね、努力を積むこと。
(goo 辞書より)
要するに、こんだけ米作り大変だったよーーという記録ですね。
読んでびっくり、笑い転げました。
そして中盤で涙涙のエピソード。
私も畑を始めたばかりのころは雑草がたくさんで、一方、周りの畑は非の打ち所がないぐらいきれいに整備されていて・・・
とっても恥ずかしかったんですが、2年、3年と年を重ねるうちにだんだんと雑草も整備され(実は近所のおばちゃんが野菜勝手に持っていく代わりに草むしりしてくれてるということもあるがww)、成果もなんとなくやっぱりよくなってきているような気がしたので、この悪戦苦闘の記録は非常に親近感を覚えました。(あっ、しまった。ネタバレしてもうたww)
何よりも、彼がなぜ農業をやろうかと思った理由に「里山を守りたい」ということがあるようです。
里山と農業と人間の営みについては先日、市民大学で学んだばかりです。市民大学講座第8回 人間活動が河川、水域に及ぼす影響
もともと農業大学でしっかりと学問としては農業を学んできた彼ですので、思いつきで農業をやっているわけでもなく、変な力みもなく淡々と「農業をやりたい」という彼の言葉は、変に声高に熱く語る若者よりも、ずっとずっと根っこが生えた、信頼性のある決意として響きました。
彼が着地したところが羽茂だったというのもやはり縁なんでしょうね。
私もやっぱり羽茂に・・・と何度も思い、何度も打ち消しますが、羽茂は本当にいい感じで移住者のコミュニティができてますよね。
ということで、新潟出身なのにわざわざ佐渡に来て農業をやろうとしている竜太郎くんを応援したくなった方いませんか?
まだ竜太郎くんのことがわからない!という人は、お米を買うと、もれなく粒粒辛苦録がついてくるので、それを読むと、誰でも竜太郎くんのとりこになるはずです!
来年から無農薬にも挑戦して絶賛値上がりするそうです。ので、安い今のうちにww
そして何よりも「来年も作ろう!」と思えた理由は「買ってくれる人がいた」ということです。
竜太郎くんはもう少ししたら、冬季出稼ぎに島外に行かれる予定ですので、購入希望者はぜひご連絡下さい!(まだお米があるかは不明ですがww)
ご本人の了承をまったく得てませんので、あとですごく怒られるかもです・・・
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