配達はアマゾンより速いかも?@佐渡 南書店オープニングトークイベント
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最終更新日:2020/12/10
佐渡移住推進日記, イベント, 佐渡にあるものないもの
先日、大雪の最中、小木の日和山さんで佐渡 南書店オープニングトークイベントがありました。
佐渡に来たばかりのときは結構小木とか羽茂まで気軽に行ってたのですが、最近、かなり遠く感じてなかなか行く時間を作れなくなってきていました・・・。
でも「【本屋とドーナツ屋のホントーク】
北書店から佐渡に送り込まれた!?米山耕くんがドーナツ屋になるまでの道のりを振り返りながら、佐渡の南書店がどんなことをこれから巻き起こすか!? 佐渡のあかるい未来がみえてくるかもしれないオープニングトークです。 」
とイベント詳細には書いてあって、私はてっきり「わら細工継承を頑張るつもりのタガタガさんがなぜドーナッツやさんにもなったのか」をタガタガさんが話してくれるのかと思って、頑張って行きましたーー!
到着は始まる5分ぐらい前になってしまい、日和山のドアを開けると、目の前にはものすごい人が座っていて・・・
目が飛び出ました。
決して人が少ないと思っていたわけではないのです。
50人ぐらいは集まるだろうし、一体どこにその人数を収容するんだろう??1階はいろいろおいてあるし、そんな人数ムリだよね。。。2階かな・・なんて思っていたので、まさかあのカフェスペースにたくさんいるとは思ってなかっただけなのです。
コーヒーとドーナッツ付きですが、一人一人がテーブルに向かうスペースはないので、スタッフの方が順番に何度も往復して手渡しでコーヒー、ドーナッツを渡してくださいました。
あのスペースがない中、大変だったと思います。。。
いよいよ座談会開始!
こんなな感じでハローブックスの実行委員長の田中藍さん、タガタガさん、北書店の店長さんの三人で進められました。
北書店の店長さんのトークはめちゃくくちゃ面白いのですが、いつまでたっても「タガタガさんがドーナッツやになった理由」が聞けません。
でも北書店の店長さんの話をまとめると、以下のような感じで・・・
「もともと耕くんと会ったのは十日町
絵本と木の実の美術館
2013年の田島さんという作家の展示の手伝いに来ていてそのときに会った
それからやり取りするようになって、ある時、耕くんから「京都に行きます」と連絡がきた。
・・と思ったら、1年後やめて帰ってきた
そのときハナコに出ていたペンギンカフェを紹介。
面白いから行ってきな!というと
行ってきます!と。
後で話を聞くと、赤泊について、そこから歩いて行こうとしていた。
郵便局長に拾われて、もう一山こえないといけないのでかわいそうに思ってか、局長さんが送ってくれた。
次の年、ハローブックス行くとまた耕いた。
去年行ったらドーナツ作っていた。
ちょっと紹介したら、翌年ドーナツ屋になっていた。
流され感サイコー」
なるほど・・・
羽茂地域活性化講演会でも感じたのですが、タガタガさんがなぜわら細工を継承しようと思ったのか、全くわかりませんでしたが。。
https://www.e-jaban.com/sado/2016/03/31/post-5520/
店長さんは「流され」てと表現していましたが、もしかしたら究極の波乗り男なのかもしれません・・・
でも佐渡だけにやはり「流され」てるのかも。。。
田中藍さんの話だと「ハローブックスのあと、締張馬なんかも後継者いないから、今のうちからやっておけば、後々第一人者になれるじゃん!というのにものっかった!」ということで・・・
いずれにしても大崎のあの場所でドーナツ屋であんなに繁盛するとは誰も思ってなかったので「大崎の奇跡」と言われているようです。
そして将来ずっとこのままドーナツ屋なのかは全くわからないそうで・・・
個人的にはまた別の波が来てそれにのっかって、また別次元へ行って欲しいです。
で、今回のメインは「佐渡 南書店オープニング」!!
一番最初の写真の奥の方にかすかに見えるのですが、日和山の奥に南書店があります。
店長さんからおすすめの本が幾つか。。。。
※ここで紹介している本は、南書店においてありますので、佐渡島内の方は、ぜひ南書店で!!
タガタガさんが出ています。
タガタガさんどうですか?
「フィクションですね・・・」
(場内爆笑)
何かお客さんに手渡しているような写真があるようなのですが、これはドーナッツを渡しているわけではなく差し入れをもらっているところとか・・・
「これを見てまたこういう人(タガタガさん)がくるかも」
あとは
タガヤス堂のポイントカードなどのイラストを描かれた佐藤純子さんの本。
月刊佐藤純子
もともとジュンク堂の書店員さんだったようですが、現在はイラストレーターさん。
後ろの方にタガタガさんが登場しているそうです!
これは和田誠さんの本。
もう一度 倫敦巴里
去年のハローブックスでレミさんが来られたときに一緒に来られたそうで・・・
ここ数年はどこにも出かけなかったようなのですが、佐渡に来られて非常に楽しまれたそうで、文春の表紙も頼んでもないのに佐渡バージョンが何回か続いたそうで・・
店長さん曰く「こういう役にたたない本は、志が高くないと出せない。」
いろんなものをパクったりするネタもあるようで「殺しの手帳」とかもあるようです。
あとはフェリーでカモメが見れるのでこういうのもいいかなと。
カモメ識別ハンドブック
この本は、高円寺の円盤というお店の人。
レコードと暮らし
その方の活動が書かれているそうです。
レコードつながりの話が書かれている。
レコード寄席っていってもわからない人多いと思うのですが、
北書店の名物イベントになっているそうです。
「イベントは本当に面白い!これ読んで予習しておいて」
これは作家やアーティスト、編集人、書店員etc. 約90人がそれぞれ本を紹介しているようなのですが、今後読むべき本が満載だそうです。ブックガイドとして情報てんこ盛りでおすすめだそうです。
なんとアマゾンでも売ってましたが、レビューもよかったと書いてあります。
BOOK5 22号 特集:年末恒例アンケート 今年の収穫
これは蔦屋にはないでしょう!南書店でしか手に入らないので、本好きな方はぜひ購入してみてはいかがでしょう?
十年メモ
北書店で毎年よく売れるそうです。
日記じゃなくてメモ。いつでも書ける。
あとは南書店オリジナルブックカバー!
沢埼灯台がモチーフです!
手前のもの。
私もこのトークショーを聞くまでは「本屋、佐渡にあるし・・・」と思っていましたが、南書店ファンになりました!
外は大雪でしたが、この日、日和山は佐渡で一番熱かったと思います。
あと、笑ったのは、新潟にある「日和山五合目」というカフェの方と北書店の店長さんが昔から知り合いで、最近「ドーナッツありますか」と問い合わせが来るということ。
タガヤス堂は島外でもかなり気になっている人が多いようで・・・
これはすごいことですよね。
もう一つは港留(止め?)。
住所とかはなく名前だけかいて新潟港から港止めで出すとすごく安くすむそうです。
クロネコヤマトさんの名前が出ていたので聞いてみてはどうでしょう?
店長さんはいろんな構想があるようで、笑ったのが「新潟に行ったときに北書店によってもらって、本を運んでもらう」というもの。
タイミングによってはアマゾンより早く、もしかしたらその日に届くかも?
そういう動きをしていただけるとイベントなどは無料で招待!とかあるかもしれないということでいろいろアイディアが飛び交って、非常に楽しかったです。
南書店は佐渡に売ってないような本をセレクトしてくれているようで、買う人の好みに応じた本棚作りもしてくれるかも?
あなた色にそまれる本屋。
素敵ですね~
長らく忙しすぎて「役に立たない本」を読む時間はありませんでしたが、今回紹介いただいた本はどれも面白そうなので、まずは最も役にたたなそうな和田さんの本から読んでみようかなと思いました。
佐渡の方はぜひ南書店で!
連日おいしそうなケーキの写真も上がっていて金井から毎日通いたいぐらいです・・・
内容が盛りだくさんでまとめきれなかったのが残念です。。。
またいろいろイベント開催してくださるようなので楽しみです!
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